旅行・レジャー

耳寄りな話題

東京・調布に「03」地域…市外局番「飛び地」の謎 回線技術や地域の歴史に由来

2012/12/9

東京23区といえば03、大阪市なら06、名古屋市だったら052――。固定電話の市外局番はその行政区域にぴったり一致していると思いがちだ。ところが、よく調べてみると、市外局番が行政区域をはみ出していたり、「飛び地」のようになった地域もあったりする。どうしてこうなったのだろうか。

東京都調布市にある桐朋学園大学仙川キャンパス。電話をかけようとすると、意外なことに気付く。市外局番が03から始まっている。03といえば東京都23区内というイメージが強い。一方、調布市は市役所周辺の市外局番が042だったはず。調布市には市外局番が042と03の地域があるのだ。

同じようなケースは三鷹市中原1丁目。ここも市外局番は03だ。隣り合う三鷹市中原2丁目は同市の大半と同じ0422が市外局番だ。狛江市は街のほぼ全域の市外局番が03。地理に詳しい人ならもうお気づきだろうが、23区ではないのに市外局番が03となっているこれらの地域は、すべて世田谷区の西に隣接している。03が23区内から西に向かってはみ出した形となっている。

関西にはこんな例もある。大阪市の市外局番といえば誰もが思い浮かべるのが06。ところがその範囲は意外に広く、大阪府門真市の一部、摂津市の一部、東大阪市の一部、八尾市の一部など周辺にはみ出している。そればかりか、大阪府池田市の一部に飛び地のような06地域がある。大阪国際空港だ。

こうした、はみ出し地帯や飛び地を多く抱える06地域だが、大阪市をすべて網羅しているかというと、そうではない。大阪市南部の東住吉区や平野区には06ではなく、市外局番が072の地域が存在する。こちらは大阪市に隣接する松原市と同じ番号だ。

06地域は大阪府にとどまらない。隣接する兵庫県尼崎市は全域の市外局番が06だ。他の兵庫県エリアは07から始まり、尼崎市だけ大阪府に浸食されているような印象だ。

旅行・レジャー 新着記事

ALL CHANNEL