河北麻友子が米国で身につけた流行重視より自分重視
テンションを上げてくれる、限定ステンレスボトル
私のお気に入りは、去年のバレンタインにスターバックスで買ったステンレスボトルです。まず好きなのは、白を基調に、ハートがデザインされているところ。しかもいっぱい飛んでいてカワイイ! 置いてあるだけでかわいくて、テンションが上がります(笑)。
保温性や保冷性もいいんですよ。私、温かい飲み物は温かく、冷たい飲み物は本当に冷たくないと飲めないんです。ぬるいのがイヤ。でもこれはサーモス製なので、魔法瓶としてもかなり優秀です。
蓋がしっかり締められるところもいいですね。ワンタッチでパカッと蓋が開くタイプも持ってるんですけど、それだと何かの拍子に開いちゃうことがあるんですよ。その点、これはバッグに入れていても、こぼれたりしないので安心。
飲み口も好きです。フィルターが付いているので、紅茶を入れても、ティーバッグが口元に落ちてこない。ハートの凹凸がちょっとしたグリップになって、持ちやすいところも魅力です。
大きさも、私にはちょうどいいですね。480ミリリットル。これくらい容量があると、一日はもつので。
好きなものはいっぱい持っていたい病!?
私は紅茶やお茶が好きなので、これに入れるのも、だいたい紅茶かお茶。家で入れて持っていくこともありますし、ティーバッグだけ持って行って、スタジオでお湯を入れさせてもらうこともあります。
家でも使うことがありますね。紅茶やお茶って、飲みきると、また入れ直さなきゃいけないじゃないですか? でもこれにたっぷり作って入れちゃえば、長時間動かなくてすむ。家でじっくり台本を読むときとか、集中したいときに使っています。
このボトル、本当にお気に入りなので、実はまったく同じものをもう1個持ってるんですよ(笑)。スタバは期間限定のものが多いので、次に行ったとき「完売しました」と言われるとショック。なので、行くたびに欲しくなっちゃうんですよね。
洋服も同じで、気に入ったものはもう一着買ったり、色違いでそろえたり。もう、ちょっとした病気というか。同じものがいっぱいいっぱい欲しい病なんです(笑)。家族にもよく「また同じものを買って!」って、あきれられます。
モノ選びは、流行よりも「自分重視」
小さい頃から、そうなんですよ。好きなものができると、好きすぎて、「これがなくなったらイヤ」「これを使うのはもったいない」と思っちゃう。だからお気に入りの服が、なかなか下ろせない。でもそこで、同じものがもう一着あると思うと、安心して下ろせるじゃないですか? だからもう一着買っちゃうんですよね。
心配性だからこそ、欲しいものがあったら、その場で買う方です。もう買えなくなるかもしれない……と思うとイヤなので、「すてきだな!」とときめいたものは、多少高いものでも、迷わず買う。
洋服や化粧品なら、流行のものはとりあえず買います。必ず一度は試して、良かったら取り入れるし、良くなければすぐに諦めます。どんなに流行しているものでも、自分に似合わないものは、似合わないですから。
そう考えるようになったのは、ニューヨーク育ちの影響かもしれません。米国は多民族国家。人それぞれ肌の色も違えば、顔やスタイルも違う。誰かにその服が似合っていたとしても、自分に似合うとは限らない。だからはやりものより、自分に合うものを見つけて買うことの方が多かったんです。今もそう。流行重視というより、自分重視なんです。
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アメリカで育ち、16歳で日本に来たときは、日本語もままならなかったという河北さん。後編では、そんな彼女を支え、気分を盛り上げてくれたものを紹介します。
1991年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。03年、第9回全日本国民的美少女コンテストでグランプリとマルチメディア賞をW受賞。08年から本格的に芸能活動を開始。12年より雑誌『ViVi』専属モデルとして活躍するほか、『ヒルナンデス!』(日本テレビ)や『東京EXTRA』(TBS)『BeauTV~VOCE ビューティーヴィー』(テレビ朝日)などの情報番組でも活躍。女優としては14年に初舞台を踏み、16年『白鳥麗子でございます!』で連続ドラマ初主演。モデル、女優、タレントと幅広く活躍中。6月11日公開の映画『白鳥麗子でございます!THE MOVIE』に主演。
(ライター 泊貴洋)
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