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顔の筋肉を整えて「3大老けライン」が薄くなる

日経ウーマンオンライン

2016/4/6

(写真:鈴木宏)
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 ほおがたれた「ブルドッグライン」、頬のたるみがあごまでつながる「マリオネットライン」、目頭からほおに伸びる「ゴルゴライン」の“3大老けライン”は、顔の筋肉を整えれば消せるんです。コンディショニングトレーナーの有吉与志恵さん考案の“顔整筋ケア”を2回の記事でご紹介します。(次回は4月13日掲載の予定)
(写真:鈴木宏)

 “顔整筋ケア”は「顔のマッサージではなく、顔の筋活動を整える方法」と有吉与志恵さん。そのため、加える圧がごく軽いのが特徴です。「強く押すのはNG。顔の筋肉は薄いので、筋線維を破壊してしまいます」(有吉さん)。準備の「リセットケア」は手を動かすのではなく頭部を動かすことで、こすることなく、リラックスしながらも微細な刺激を与えられます。

 仕上げの「整筋ケア」は、ただ顔を動かすのではなく、筋肉を動かす方向に指を当て、正しく動くよう促して。「ただ口角を引き上げるだけでは、自分のクセの通りにしか動きません」。鏡で確認しながら、“ほうれい線”が薄くなるように指を当て、“筋肉に教える”のがポイント。「その筋肉の動きが良くなれば頬全体が引き上がり、“ほうれい線”が薄くなります」

 また、「顔の筋肉の衰えは病気の入り口」と有吉さん。顔や首の筋肉は、呼吸や摂食に関わり、衰えは将来的に誤嚥性肺炎などにつながるそうです。「何歳になっても、筋肉は応えてくれる。ケアすれば効果は出ます」。老け顔対策と、健康維持のためにも習慣にしましょう。

リセットケアは、ほおからあごにかけての筋肉の凝りをとる。整筋ケアでは、頬骨筋と口角拳筋が正しく動くように、指を当てて教え込む。回数が多いほど効果大

■頬やあごの凝りもブルドッグラインの原因に

 ブルドッグラインが深くなるのは、唇を支える筋肉やあごを動かす筋肉が硬く薄くなるから。かみ合わせが悪い、歯をくいしばるクセなどがある人は、あごの筋肉が凝り、連動する唇を支える筋肉とともに動きが悪くなるので要注意。リセットケアで、頬からあごの筋肉の弾力を取り戻し、整筋ケアで一つひとつの筋肉の動きを整えて。「回数が多いほうが効果は出やすいですよ」(有吉さん)

■「ブルドッグライン」を消すには唇を動かす筋肉が大切

 唇を動かす頬骨筋や口角拳筋、あごを動かす咬筋などが薄くなると出てくるブルドッグライン。筋肉の弾力を取り戻すように整えましょう。




口角を引き下げてしまう口角拳筋の弾力を取り戻し、リンパをフェイスラインから斜角筋横、鎖骨へと流して、もたつきをかい性。仕上げはオトガイ筋をアシストしながら口まわりの口輪筋を動かして刺激する

 口角が下がることから始まり、やがてあごへとつながってできるマリオネットライン。滑舌が悪かったり、若いときから口角が下がりがちな人は要注意です。

 関係するのは口元の口輪筋と、あごの下のリンパ管。「特にリング状の口輪筋は衰えやすい筋肉」と有吉さん。リング状の筋肉は筋膜と呼ばれるコラーゲン層についていて、骨についていないからです。そのため加齢により筋膜の水分含有量が減り、筋膜の張りがなくなって硬くなると、口輪筋がうまく使えなくなります。「だからほかの部分より、口元はシワが増えやすいのです」(有吉さん)

 マリオネットライン対策は、口角を上げ、大きく口を動かせるようにすること。あごのラインはリンパケアでスッキリたるみを解消しておきましょう。

■口輪筋を整えて「マリオネットライン」を消す

 一気に老け印象が増す、口からあごにつながる縦ライン。口輪筋を整えてフェイスラインのリンパを流せば、ぐっと薄くなります。




コンディショニングトレーナー
有吉与志恵さん
 筋肉にアプローチする独自手法から、顔の筋肉の弾力と正しい動きを取り戻す「フェイスコンディショニング」を確立。近著に『深部体温を上げれば、やせる!不調がとれる!!』(講談社)。
http://ariyoshiyoshie.com/

(取材・文 宇野麻由子=日経ヘルス編集部、写真 鈴木 宏、スタイリング 椎野糸子、ヘア&メイク 依田陽子、モデル 松島よう子、イラスト 三弓素青、メソッド監修 有吉与志恵)

[『ほうれい線撃退バイブル 1日1分で5歳若返る! 働く女性の印象力アップ!』の記事を再構成]

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