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北海道新幹線開業→知られざる道南行き

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NIKKEI STYLE

新幹線がついに北の大地に足を伸ばした。26日、北海道新幹線(新青森駅―新函館北斗駅)が開業。函館を中心とした道南地域がぐっと身近になる。どんな魅力的な旅ができるのか。地元に住む人たちがひそかに愛するおすすめのスポットや食をアンケート調査し、ランキングした。

地元に聞く魅力の数々

道南観光の定番と言えば朝市や名湯を挙げる人が多いだろう。ところが、観光スポットで1位になったのは「函館山からの朝夜景」。3位の「古民家カフェやレストラン」や「函館は温泉銭湯天国」(5位)など、地元通ならではの意外な魅力が並んだ。

食では、名物の活イカなどに加え、地元の人が熱愛するご当地の味が支持された。1位は「ラッキーピエロのハンバーガー」。最大手が函館から一時撤退したほど、根強い人気を誇るチェーン店は、ぜひ訪れたい。「やきとり弁当」(食べ物3位)は函館市民のソウルフードともいわれる。

道南は函館のほか松前、江差、大沼など「いろいろな魅力がギュッと詰まっている」(50代女性)。まだ知らないスポットも多いはずだ。

行きは新幹線で東北地方を経由しながら道南へ。帰りは飛行機を使うと、よりゆっくり旅を堪能できるだろう。ランキングを参考にプランを立ててみてほしい。

<行きたい!スポット部門>

1位 函館山の朝夜景949ポイント

澄んだ空気に映える街

(函館市) 函館観光のハイライトといえば、函館山山頂から見る日没前後の夜景。だが、地元民がひそかに誇るのは、夜明け前後の朝夜景だ。「明け方は空気が澄んでいて、朝焼けと一緒に見る街並みがすごくきれい」(40代男性)。たそがれ時に劣らぬすばらしい眺めだという。翌朝の天気予報が晴れなら、思い切って早起きして、夜明けの静けさの中、自然の美しいショーを楽しんでほしい。

 ただし、夜明け前後の時間帯はロープウエーが動いていない。冬季(11月上旬~4月中旬)は麓から展望台へ行く道路も通行できない。山頂に車で行く場合は道路の開通日を事前に確認しよう。徒歩なら登山道で年間を通して登れる。緩やかな坂道で所要1時間ほどだ。春でも山頂は冷え込むので、防寒対策はお忘れなく。「朝夜景を見てから朝市に寄るのもおすすめ」(50代男性)(1)函館市役所観光部電話0138・21・3323
2位 冬のイルミネーション929ポイント

今年は3月末まで延長

(函館市) 冬の間、函館の街は元町やベイエリアを中心に、街路樹や教会、洋館がライトアップされ幻想的な雰囲気に包まれる。今冬は新幹線開業を盛り上げるため例年より1カ月延長し3月末までイルミネーションが楽しめる。
 一連のイベントの中でも必見なのは、12月の「はこだてクリスマスファンタジー」。カナダのハリファクス市から送られた巨大なもみの木のクリスマスツリーが約10万個の電飾で輝く。港近くの金森赤レンガ倉庫前はあたたかい雰囲気に包まれる。地元から熱い支持を受けるのはスープバーの屋台。「毎年恒例の温かいスープを外で食べるのが風物詩」(30代女性)(1)函館国際観光コンベンション協会電話0138・27・3535
3位 古民家カフェやレストラン890ポイント

タイムスリップ感覚楽しむ

(函館市) 函館の元町やベイエリアには、和洋折衷の古民家や商家など、明治・大正期の趣のある建築物が数多く残り、多くがカフェやレストランとして営業している。街を歩くだけでなく、店に入ってタイムスリップ感覚を味わってみよう。
 元町のカフェで「窓から坂道と建物、海の風景が楽しめる」(20代女性)。飲み物やスイーツのレベルが高いという声も。「タチカワカフェ」(写真)は、商家を活用したカフェレストランで国の重要文化財だ。
4位 大沼国定公園(七飯町、鹿部町、森町、690)
駒ケ岳の噴火でできた大沼を中心とした湖沼群では、豊かな自然を様々な形で楽しめる。カヌーやウオーキング、遊覧船で島巡りをするのもよいだろう。
 春本番になればミズバショウやツツジが咲き始める。おすすめはガイドツアー。希少な動植物の解説がわかりやすいと評判だ。(1)大沼国際交流プラザ電話0138・67・2170(2)JR大沼公園駅から歩いてすぐ
5位 函館は温泉銭湯天国(道南各地、649)
道南は湯の川温泉など名湯が多いことで知られる。時間があれば温泉巡りもできるが、手軽に楽しむなら、おすすめは函館市内だ。函館山は火山噴火でできた山で、市内の銭湯の多くは源泉掛け流しの温泉。人気の谷地頭温泉は鉄分の多い茶褐色の湯が特徴だ。入浴料は大人420円。露天風呂の浴槽は五稜郭の形をしている(写真)。
6位 松前公園の桜(松前町)
 約250種類、1万本もの桜が咲く。見ごろは5月上旬。4月29日~5月20日に松前さくら祭りを開く。(1)松前観光協会電話0139・42・2726(2)函館市街から車で約2時間半
7位 箱館奉行所(函館市)
 五稜郭は中に入ってじっくり見てほしい。見どころは箱館奉行所。映像シアターなども充実。(1)箱館奉行所電話0138・51・2864(2)函館市電の五稜郭公園前から徒歩18分

<通な!食べ物部門>

1位 ラッキーピエロのハンバーガー(函館市など、764)
愛称は「ラッピ」。地元食材にこだわったハンバーガーは味もボリュームも大満足。人気は甘辛い鶏の唐揚げをはさんだ「チャイニーズチキンバーガー」(税込み378円)だ。「土日は混むので電話注文」(30代女性)
 17店すべてが個性的。マリーナ末広店は150席以上あり、海を眺めながらハンバーガーをほおばれる。(1)マリーナ末広店電話0138・27・5000(2)函館市電の十字街から徒歩4分、10時~24時30分、無休
2位 活イカ(かついか)(函館市など、650)
いけすから取り出してすぐにさばいた新鮮なイカ刺しは産地ならでは。コリコリした歯応えが特徴で「イカの透明度にきっと驚くはず」(30代男性)。6月から冬にかけては肉厚の真イカ(スルメイカ)、冬場はやわらかく甘みが強いヤリイカが味わえる。写真は、函館朝市にあるどんぶり横丁の一花亭たびじの「活イカ刺し」。
3位 ハセガワストアのやきとり弁当(函館市など、628)
函館市や北斗市に展開するコンビニエンスストアの、地元住民が愛する名物弁当。注文後に焼くのでアツアツが味わえる。実は串に刺しているのは豚肉だが、道南では「やきとり」と呼ぶという。函館駅近くのベイエリア店など14店ある。
4位 元祖大沼だんご(七飯町)
 大沼の老舗、沼の家のロングセラー。「ゴマ味やしょうゆ味があり大人も子どもも楽しめる」(80代男性)(1)沼の家電話0138・67・2104(2)JR大沼公園駅から歩いてすぐ

◇   ◇   ◇

表の見方 数字はアンケート調査の回答結果を点数化した。所在地。(1)問い合わせ先(2)アクセス。写真はスポット・イベントの2位が函館国際観光コンベンション協会、4位が七飯大沼国際観光コンベンション協会提供。

調査の方法 道南の観光関係者や在住の写真家などのアドバイス、雑誌やインターネット情報などをもとに、道南の魅力的なスポット・イベント、食についてそれぞれ24項目、16項目のリストを作成。道南在住者にアンケート調査を実施し、スポットは上位5つ、食は上位3つを選んでもらった。アンケートではちょっと通な観光ができるという点を重視し、回答者には楽しみ方についても聞いた。調査は3月上旬にインターネット調査会社マクロミルを通じて実施した。北海道の渡島総合振興局管内と檜山振興局管内に住む計309人から回答をもらった。

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