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もっと速く軽く遠くに 進化した高機能アウトドア服

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日経トレンディネット

機能性とデザインを兼ね備えた「アウトドアウエア&ギア」は、新たなアクティビティーの登場やライフスタイルの変化に対応すべく、世界中のメーカーが素材や製造技術の研究開発に注力している。その結果、次々と新しいアイテムが誕生しているが、2016年は特に大きな変化が起きている。

ここでは3つのキーワードとともに、トレンドアイテムを紹介していこう。

より速く、より軽く、より遠くに

コアなアウトドアファンにとってはなじみのあるキーワードである「ウルトラライト」が、徐々に一般のアウトドアシーンにも浸透しつつある。今季もっとも人気を獲得しそうなのが、「ウルトラライトハイキング(通称:UL)」専用アイテムだ。

"より速く、より軽く、より遠くに"をコンセプトに作られるアイテムは、グラム単位で軽さを追求している。これまでは、現役ハイカー(ハイキングをする人)による小規模経営のブランド、つまりガレージメーカーが中心となって、実地での体験からこだわり抜いたプロダクトをリリースしていたが、ここ最近はザ・ノース・フェイスやグレゴリーといった世界的な大手アウトドアメーカーからもULアイテムが多数リリースされるようになった。

そんな中、注目したいのは、ザ・ノース・フェイスが発売したジャケットだ。ポイントは、「ヒューズフォーム」という最新製織技術。一枚の生地の中に、異なる性質の繊維を部分ごとに織り込むことにより縫製箇所を最小限にでき、生地の切り替えや縫い代、糸、防水用のシーム(縫い目)テープで重くなりがちな縫い目などが減るのでとても軽く仕上がる。

手にしただけで分かる軽量性を実現した「マウンテン エア フーディ」は写真で見ても、生地の切り替えがほとんど見えないのが分かるだろう。ヒューズフォームの技術は機能性だけでなく、ファッション性の向上にも貢献している。

同じくザ・ノース・フェイスの「トライアンフ アノラック」は、わずか170グラムという世界最軽量クラスの軽さが魅力だ。一般的なシェルパーカーが500グラム前後ということを考えると、この軽さは衝撃的。こちらも同様に、ヒューズフォームが使われ、高い防水透湿性と同時に軽さを実現している。

アウトドアの機能を得た「高機能タウンユースウエア」

アウトドアウエアは日常的に街中でも着る人が多くなったが、アウトドアとタウンユースの境目がなくなったことで新たに生まれたのが「高機能タウンユースウエア」と呼ばれるカテゴリーだ。ファッション業界でも洋服に高い機能性を求める傾向が強まっており、アウトドアウエアに使われる機能が一般的な洋服にも備わるようになったことから、このカテゴリーが誕生した。

そんな高機能タウンユースウエアの象徴ともいえるのが、日本気鋭のブランド、テアトラのアイテムだ。そもそもテアトラは「ワークチェアで戦うクリエーターのためのワークウェアメーカー」を標榜しており、デスクワーク中心のクリエイターや、ジェットセッターなどのためのワークウエアとして開発されている。

カバン要らずのジャケット

そんなテアトラの「パッカブルシリーズ デバイスジャケット」は、スタンダードな3つボタンのテーラードジャケットに見えるのだが、見た目からは想像できない収納力や機能を備えているのが特徴だ。

腰ポケットの内側には、セキュリティー性の高いファスナー付きポケット、ウエスト内部にはタブレットを収納できる大型ポケット、ベンツ(ジャケットの裾の切れ込み)横にはパスポートなどの貴重品をしまえるセキュリティーポケットを内蔵している。さらに、ジャケットの内側に付いたポケットにはジャケット本体が収納できるという、パッカブル(折り畳める)仕様だ。

コンパクトに丸めて荷物に放り込めるこのジャケットは、わずらわしいガーメントケース(ハンガー付きの衣服カバン)や、貴重品やタブレットを入れるためだけに持ち歩く小さなカバンから、解放してくれること請け合いだ。

下の写真は、上記のジャケットと同様にコンパクトなパンツだ。パスポートなどをしまえるシークレットポケットを備え、出張などでの長時間のフライトも快適に過ごせる型紙、裁断、縫製が施されている。防しわに防汚、軽量、耐引裂強度、そしてセキュリティーにパッカブルと、ミニマルなルックスからは想像もつかない多くの機能を持っている。

無縫製Tシャツで快適な夏

エルニーニョ現象が弱まり、比較的快適に過ごせるとの長期予報もある2016年の夏。とはいえ、夏だから暑いものは暑い。そんなつらい季節を快適に過ごすなら、やはりテクノロジーに頼るべきだろう。

冬のプロダクトと同様に、これまではあまり見られなかった夏のアイテムにも、アウトドアウエアならではの機能が搭載されている。ここでは、夏の大定番であるTシャツに機能性を持たせたアイテムを紹介したい。

日本が誇るスポーツウエアメーカー、デサントのハイスペックブランドであるデサント オルテラインは、最新の技術と素材、そして革新的なアイデアで、未来的なものづくりを追求するブランドだ。アウトドア好きなら「水沢ダウン」で有名なブランドであることはご存知のはずだ。「S.I.O.H/S SHIRT」はそのデサント オルテラインのアイテムだ。

スポーティーなイエローが際立つ普通のTシャツのようだが、よく見てみると、実は無縫製。縫い代がなくさらりとした素材感のため、スムーズな動きをサポートしてくれる。

内部には「ストリームサーフェステクノロジー」という汗の流れる方向をコントロールする、従来にはなかった新しい汗処理(ドライコントロール)性能を備えており、夏場などの大量発汗時における衣服内環境を快適に保てるのだという。

ウルトラライト、高機能タウンユース、そしてテック系Tシャツと、オールシーズンを通してアウトドアスポーツウエアの機能性がより広く活用できる年になりそうな2016年。本格的なアクティビティーのツールとしてももちろん使えるので、日常でもアウトドアでも存分に着倒してみてはいかがだろうか。

(ライター 中澤範龍・山下晧平)

[日経トレンディネット 2016年2月22日付の記事を再構成]

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