MONO TRENDY

デジタル・フラッシュ

3年後に後悔しないスマホを選ぶ5つの条件

日経トレンディ

2016/3/9

iPhoneシリーズを中心に行われていた「一括0円」などの販売手法が下火に。“安くて高性能”というこれまでのiPhoneの魅力が消滅した
日経トレンディ

総務省の旗振りで「一括0円端末」はおろか「実質0円端末」さえも激減し、高性能スマートフォン(スマホ)が「タダ」で買える時代は終わりを告げた。今後のスマホは2年ごとに買い替えて行くのではなく、3年以上使うのが普通になる。本記事では、3年使っても後悔しないための、スマホの条件を解説する。別記事では、大手キャリア端末とSIMフリーの端末から、この条件に合うスマホを紹介する。

「実質0円端末」がなくなった一方で、実は「高性能派」の選択肢は充実してきている。NTTドコモでは、機種変更価格を優遇する「春のおとりかえ割」キャンペーンが最新ハイエンド端末にも適用されるなど、高性能モデルを安く手に入れる手段はまだある。

NTTドコモの「春のおとりかえ割」は発売直後のモデルも対象

さらに、格安品のイメージが強かったSIMフリー端末でも、上位グレードのCPUを搭載するなどハイエンドモデルが増加。もはや格安ではない価格も多いが、MVNOの通信料金の安さを考慮すれば、数年間の総コストでは大手キャリア端末より優位。ヘビーユーザーも注目すべき選択肢になった。

■処理能力は「2年前のiPhone」超えが必須

端末選びでまず問題となるのは、求める性能。「デジタル機器は年々進化するのだから、お手頃価格の製品でも十分な性能では」という考えは危険。

コア数が多くてもパワフルとは限らない

例えば、買い替え時期を迎えた2年前のヒット端末「iPhone 5s」。実は、最新端末の多くは、CPUなどの処理速度でこの5sに及ばない。新しいから性能が上がる、とはいえないのだ。長期の使用を考えれば、ゲームなどの用途で不利になる可能性がある端末は避けたい。性能を測定するベンチマークテストでiPhone 5sと同等かそれ以上の端末を選びたい。

■バッテリーは劣化も計算に

バッテリー容量も重要。最近のスマホは省電力性能が向上し、「2000mAhもあれば電池持ちでは不満を感じにくい」(スマホなどの販売を手がけるイオシス)。

しかし、電池は長く使えば劣化し、購入当初より持たなくなる。余裕を見て、3000mAhに近い端末を選ぶべきだ。

■LTEの「バンド19」と3Gの「バンド6」対応を

SIMフリー端末で落とし穴になりやすいのが、対応周波数。組み合わせる格安SIMは、大半がNTTドコモの回線を使うが、ドコモが使用する周波数の全部に対応しているとは限らない。

NTTドコモが利用する周波数バンド

特に注意すべきは、LTEの「バンド19」と、3Gの「バンド6」。いずれも、都市部以外や地下街などでのつながりやすさを左右する周波数だ。

■画面表示は「フルHD」がベスト

高画質液晶を売りにする端末は多いが、実は5型で1080×720(HD)でも不満は少ない。ただ、写真や動画の高解像度化が進む昨今、可能なら1920×1080(フルHD)が欲しい。

4K対応はまだ過剰品質か

4K(3840×2160)の端末も現れたが、5.5型液晶ではやや過剰品質か。

■カメラは最低1300万画素

 ハイエンド端末のカメラで現在標準的な画素数は1300万画素。SIMフリーの格安端末だと800万画素以下も多いが、写真の用途を限定しないためにも1300万画素程度は確保したい。2000万画素以上も珍しくない。

2000万画素に対応する端末も多い

これらの条件に合う大手キャリアの端末は8つSIMフリーの端末は7つあった。それぞれ別記事で紹介する。

(日経トレンディ編集部)

[日経トレンディ2016年4月号の記事を再構成]

日経トレンディ 2016年 4月号 [雑誌]

著者 : 日経トレンディ編集部
出版 : 日経BP社
価格 : 円 (税込み)

MONO TRENDY 新着記事

MONO TRENDY 注目トピックス
日経クロストレンド
ワークマン快進撃 ユニクロ超えの1000店舗体制へ
日経クロストレンド
4万円台のXperia ドコモ夏商戦の切り札となるか
日経クロストレンド
キリン淡麗とサントリー金麦 緻密なリブランド戦略
日経クロストレンド
メルカリ愛用者 なぜ新品を衝動買いしやすいのか
ALL CHANNEL