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いま食べたい、女性にうれしいアジアンエスニック4選

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日経ウーマンオンライン

パクチーブームが発端となり、今やアジアンエスニック旋風が巻き起こっている。特に注目されているのが東南アジアの料理。アンチエイジングにぴったりなココナッツミルクやスパイス&ハーブ、ヘルシーな米粉の麺や鶏肉を使用した料理がたくさんある。最近は気軽に食べられるレストランも増え、さらには駅ナカにも進出するなど、働く女性におすすめだ。注目を浴びているアジアンエスニックを紹介する。

話題のココナッツミルクで代謝アップ 米粉麺の「ラクサ」

東南アジアには、麺類の名物料理が多い。その中でも今年、日本で注目されているのが、シンガポール名物の「ラクサ」という米粉麺の料理だ。現地ではラクサ専門店が軒を連ねる激戦区があるほど人気がある。そんなシンガポールのラクサは、日本でインスタント麺の発売が相次ぎ、東京・原宿に専門店も登場しているのだ。

ラクサは、ココナッツミルクにエビペーストを加えたスープと米粉麺の料理。ココナッツミルクは、脂肪燃焼効果があるといわれる中鎖脂肪酸や錆びない体作りに欠かせない抗酸化作用もあり、女性ならぜひ注目したい食材のひとつ。さらには、脂質が少なくヘルシーな米粉麺を使用しているのもうれしい。

2015年11月にオープンしたシンガポールラクサ専門店「シンガポールホリックラクサ」では、この本格ラクサをトレンド発信基地である表参道で食べることができる。代表の小幡奈久美さんと店長の茂木典子さんは、二人で訪れたシンガポールでラクサと出会い、その味に感動したという。3カ月間日本とシンガポールを行き来し、修業しながらオリジナルのラクサを完成させた。

ラクサの材料として重要なのが"生のラクサリーフ"。これが入ってこそ、真のラクサといえる。東南アジア産のハーブで、パクチーほど特有の臭みはなく、爽やかな香りがココナッツミルクに合う。「どうしてもワンコイン(500円)で提供したかったので、輸入コスト削減のため、日本産のラクサリーフを探しました。生産者が少なく苦労しましたが、情報収集しながら見つけることができました」と小幡さん。

粘度の少ないインディカ米を使用した自家製ショート麺は食べやすくツルンとした食感。レンゲですくえば、麺とスープが一度に口の中に入り、自家製チリペーストの辛みとココナッツミルクの甘味のハーモニーが口いっぱいに広がる。

日本人はもちろん、在日のシンガポール人にも「本場の味」と太鼓判を押されるほどリピーターも多いという。休日のショップ巡りの際のランチにもぴったりだ。

丸ごとカニをガブリ 豪快に食べたい「プーパッポンカリー」

東南アジアの名物料理には、魚介類が豊富に揃っていて、特にエビやカニのレパートリーが多い。庶民的な屋台メシから高級レストランまで幅広く、老若男女に愛されている。その中でも、タイの「プーパッポンカリー」は絶品。最近は、日本のスーパーでも自宅で手軽に作れるソースが販売されているほど人気が高まっている。

プーパッポンカリーはタイ語で、「プー」=カニ、「パッ」=炒める、「ポン」=粉、という意味があり、ワタリガニなどのカニと卵を炒めたカレー風味の料理。スパイスのターメリックは、クルクミンという成分が入っていて、メラニン色素の形成を抑えてくれるといわれている。アンチエイジングとしても注目されているので、女性にも魅力的な料理なのだ。

本来、プーパッポンカリーは、カニを殻ごと炒めるのが特徴。しかし、殻をむくのも大変だし、手も汚れてしまう。そこで、東京・有楽町の「オリエンタルマーケット 猛烈食堂」では、殻ごと食べられるソフトシェルクラブを使用し提供している。これならば、殻をむく手間もなく女性にも食べやすい。

「この料理のポイントはカレーソースをトロッ&フワッと仕上げること。ソースの最後に入れる卵の火入れのタイミングや加減がうまくいくかでおいしさが変わります」と同店を運営する甲羅PR企画WEB戦略室の岡本愛さんは話す。カレーの風味が猛烈に食欲をそそり、卵のなめらかな食感がたまらないのだ。

先ほど紹介したクルクミンは、肝臓をサポートし二日酔い防止の手助けをしてくれるのでアルコールとの相性もよい。濃厚ソースにカニの豪快さがたまらず、ついついビールが進んでしまいそう。

タイの調味料満載 バジルが香る「ガパオ」

通勤の行き帰りに便利な"駅ナカ"にも、アジアンエスニック旋風が到来した。現在のアジアンエスニックブームは"第三次ブーム"といってよいだろう。実は1980年代後半にタイ料理ブーム、2000年頃にはベトナム料理ブームが起こっている。そして現在、改めてその魅力を再発揮しているのがタイの「ガパオ」だ。

ガパオとは、タイハーブの"ガパオ"を使用した肉料理のこと。細かく切って炒めた豚肉をナンプラー(魚醤)やオイスターソースなどで味付けをし、ガパオで香りを付けたもので、屋台料理の定番。ガパオは、シソ科の植物だけあって香りが抜群にいい。ビタミンEやカロテンなどが豊富で、血流や肌の粘膜を整えてくれる万能ハーブなのだ。

このガパオボウルは、タイ産バジル(ガパオ)と国産バジル、豚肉や唐辛子のシーズニングソース(大豆から作った液体調味料)やナンプラーなどで香ばしく炒めている。バジルの香りが飛んでしまわないように調理の最後にバジルを入れて仕上げるのがポイントだ。豚挽き肉は粗く刻んであるので、噛むと歯ごたえがあり、肉汁がジュワッと溢れ出す。目玉焼きを崩しながら食べるのがベスト。

これが駅ナカで購入できるから便利。タイ・バンコクに本店を持つタイ料理レストラン「マンゴツリー」から生まれた「マンゴツリーキッチン 東京駅グランスタ」は、巨大ターミナルJR東京駅構内にあり、朝7時オープンというのも嬉しいところ。忙しい朝や仕事の移動でランチ時間が取れない、夕食の支度が大変だという女性にはピッタリだ。

シンプルながらうま味満載 ヘルシーな鶏肉の「カオマンガイ」

同じ料理でありながら、東南アジア各国ごとに製法やソースが違い、味わいもまた異なるチキンライス。タイでは「カオマンガイ」といい、ソウルフードといえる定番料理だ。日本では、2014年にタイの人気専門店が初上陸し、ブームの火付け役となった。

カオマンガイは、茹でた鶏肉とその茹で汁で炊いたごはんのこと。シンプルながら手間のかかる料理だ。一般的には、タオチオという日本の味噌と醤油を合わせたような味わいの液体ソースにショウガや唐辛子などが入ったソースをかけていただく。鶏肉は他の肉類に比べて筋肉の中に脂肪が入り込んでいるサシがなく、ヘルシーな食材としても人気だ。

鶏肉、ごはん、ソースをおもいっきり混ぜ合わせながら食べるのが通な食べ方。さっぱりした鶏肉に辛味や生姜の刺激がほどよくあり味のアクセントになる。ソースをごはんにかけて食べるだけでも食欲がわき、ついつい食べ過ぎてしまいそうだ。

タイ産の香り米であるジャスミンライスは、日本の米に比べて水分が少なくパラッと仕上がり、しっとり茹で上がった国産鶏肉と相性もよい。さらにソースは4種を用意。甘辛いタオチオソース、ジンジャーソース、タイのライムや醤油を使用したスパイシーサワーソース、甘味のあるタイ醤油のスイートソイソースと、それぞれ甘味や酸味を組み合わせて、味をカスタマイズできるのも魅力だ。

この料理が食べられるのは、2015年11月にJR大宮駅構内エキュート大宮にオープンした「カオマンガイキッチン エキュート大宮」。通勤や出張などで行き交う人たちに利用されている。駅ナカでこんなランチを食べられるなんて、エスニック好きにとってはうれしい限りだ。他のメニューには揚げ鶏肉のカオマンガイもあり、両方共に人気が高まったことから茹で鶏肉と揚げ鶏肉のW盛りの販売が始まっている。

先ほど紹介したマンゴツリーキッチンの系列店舗である同店を運営する、ミールワークス企画マーケティング部広報担当の神事まゆみさんは「天候不順などで食材が入手できない時以外は、極力日本産の食材を揃え、日本とタイの架け橋となる料理提供をしたい」と話す。忙しい日常にタイの味わいをプラスしてリフレッシュするのもよいかも。

アジアンエスニックは優しい味わいで、日常生活にも取り入れたい料理のひとつ。今年は続々と、大手メーカーからもエスニック調味料や菓子などの販売が予定されている。レストランとの味比べをするのもおすすめだ。

※価格は特記がない限り、すべて税抜です。

(取材・文 GreenCreate)

[nikkei WOMAN Online 2016年2月25日付記事を再構成]

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