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動画だけじゃない、ゲームも楽しい新アップルTV

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日経トレンディネット
2015年10月に発売された第4世代のApple TV(アップルTV)。過去2世代のユーザーである記者が、今回も自腹で購入してレビューする。後編では第4世代Apple TV(以下Apple TV 4)の「売り」であるアプリを見ていく。

第3世代Apple TVまでは、YouTubeやHuluなど有料・無料の動画配信サービスを見る機能が、標準で搭載されてきた。だが、Apple TV 4では動画配信サービスを使うにはApple TV対応アプリを入れなければならない。逆に言えば、自分でアプリをインストールしないと、動画配信サービスがほとんど利用できない。

YouTubeアプリはApple TV 4登場時に既にリリースされていたが、Huluアプリは、Apple TV 4の発売から約1カ月遅れでアプリが登場した。今思えば、たったの1カ月なのだけど、筆者にとっては長かった。iPhoneで見ていた番組の続きを、テレビで見ようと思ったときに「あ、Apple TVのアプリではできないんだ」と思うことが何度もあった。それだけ自然に使っていたのだ。

Apple TVの面白さは、パソコンの画面で見ることが当たり前だった動画配信サービスをリビングのテレビで見られることにある。テレビで見ても動画配信サービスは面白く、自分が今でも「テレビっ子」であることにも気づかされた。

ただし、Apple TV 4には難点がある。Apple TV 4で動画配信サービスを見るとき、リモコンからキーワードを入力して番組を検索する場合がある。付属リモコンでは、これがひどく使いにくいのだ。音声アシスタントのSiri機能は、検索フィールドへの文字入力に対応していない。

iPhoneやiPadをApple TVのリモコンとして使うアプリ「Remote」を使うと、検索時にiPhoneやiPadの文字入力機能が利用できる。文字入力が必要な場面では、すべてRemoteを使うのがおすすめだ。

なお、付属リモコンで動画配信サービスを見る際は「検索しない」に限る。HuluやNetflixなど今どきの有料動画配信サービスも、無料で見られるYouTubeも、ユーザーアカウントを登録しさえすれば、ユーザーの視聴履歴から面白そうな動画をリコメンドしてくれる。検索しなくてもテレビのチャンネルを次々切り替える「ザッピング」感覚で楽しめるのだ。

家庭用ゲーム機の楽しさを思い出した

Apple TV 4ではネイティブアプリを利用できるのが魅力。だが、本記事でのアプリの紹介は、HuluとYouTube、Air Videoと動画配信/再生用に偏ってしまっている。筆者の用途のほとんどが、その3つだったからだ。

他のユーザーも同じと見えて、現在のApple TV用アプリの中では、動画配信サービスを楽しむためのアプリと、パソコンやiPhoneの映像を再生するアプリが人気を博している。その他の、App Storeのランキングで健闘しているアプリは、ほぼゲームだ。Apple TV 4のアプリ数は半分以上がゲームという報告もある。

ただし、そのなかから自分の好みにあったゲームを探すのは、なかなか難しい。というのも、Apple TV版には、スタッフの「おすすめ」と、「有料」「無料」のランキングといった漠然とした表示しかない。現状ではゲームもユーティリティーも区別されていないのだ。iPhoneやiPadのApp Storeのように「カテゴリ」表示があれば、もう少し探しやすくなるだろう。

Apple TV 4用のゲームアプリは、現時点では大味なアクションゲームが多い。じっくり楽しむRPG(ロールプレイングゲーム)のようなものは少ないように見える。ただ、筆者が偶然見つけた「デラクエスト」というゲームは、懐かしい感じのするRPGだ。早速、iPadで遊ぶために持っていたゲームパッド「SteelSeries Stratus」で遊んでいる。

Apple TV 4はMFi認証を受けたゲームパッドを接続して、家庭用ゲーム機のようにコントローラーとして利用できる。MFiとは「Made For iPhone/iPad/iPod」のことで、アップルが自社製品での利用を認めているという証。筆者のSteel Series Stratusも、MFi認証を受けていて、将来登場するApple TVでは使えるようになるのではないかと思っていたら、その通りになった。

ゲームパッドでデラクエストを遊ぶと、気分はファミコン! 最近は、携帯ゲーム機ぐらいでしか遊んでいなかったのだけど、テレビにかじりついて家庭用ゲームで遊んでいた子どものときの感覚がよみがえってきた。

ゲームパッドもSiri Remoteと同じで、Bluetooth接続。Apple TV 4の高い処理速度のおかげもあって、スムーズに操作できる。Siri Remoteでも十分に操作できるが、ゲームパッドを1つ持っていると、ゲームの楽しさが格段にアップするはずだ。

結局、Apple TV 4は買いなのか?

Apple TV 4の発売直後は、以前のApple TVでできていたこともできないなど、不便なことが多かった。それが、定番アプリが出そろい、OSのアップデートなどにより、わずか1カ月で好転してきた。アプリでさまざまな機能が追加され、Apple TVの可能性が拡張されていくことも実感できている。今後、どうなっていくかも楽しみだ。

最初は「安くなった第3世代Apple TVで十分なんじゃないか?」とか、「Apple TV 4を買うなら、もうちょっと待ったほうがいい」と思っていたが、今ならApple TV 4を十分におすすめできる。

リビングのテレビで動画配信サービスを楽しみたい人にとって、お手ごろな価格で始められるのは第3世代Apple TVだろう。ただ、Apple TVは毎年新機種に買い替えていくたぐいのデバイスではない。また、ネイティブアプリの対応により、Apple TV 4の「できること」がどんどん増えていく。予算が許せば4のほうが良いだろう。

第3世代(8200円、税別)よりApple TV 4(1万8400円~、税別)のほうが価格は高いが、付属リモコンのSiri Remoteでの操作スタイルだけでも、その差額は埋められると考える。Apple TV 4を接続すると、うちのテレビがすごくなったと感じられるはずだ。

(日経トレンディネット 伊藤朝輝)

[日経トレンディネット 2015年12月18日付の記事を再構成]

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