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パックンが伝授 どんどん味方が増える人の話し方

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NIKKEI STYLE

日経ウーマン
「自己主張が苦手だから、仕事がスムーズにいかない」「話しベタで、人間関係がギクシャクする」――。そんな人にパックンが教える、味方が増えて仕事も暮らしも円滑になる「話し方上手」養成講座、開講です。

話術は訓練で磨くもの 3つのコツで話し上手に

話が面白い人だと思われたい。でも性格的に、自分には無理……。そう思っている人も多いのでは?

「話術って磨くもの。池上彰さんだって、昔は引っ込み思案だったそうです。訓練すれば、誰でも話し上手になれます」

そう話すのは、ハーバード大学出身のタレント、パックンことパトリック・ハーランさんだ。

東京工業大学でコミュニケーション学の講師を務め、池上さんも「学生たちのプレゼン能力を飛躍的にアップさせた」と太鼓判を押す、話し方のプロ。そんなパックンおすすめの「相手の心をつかむコツ」は、以下の3ステップだ。

まずは「私に興味がある」と感じさせること。目を見て話を聴くのはもちろん、相手の持ち物や服装を褒めたり、趣味や休日の過ごし方など、「あなたのことをもっと知りたい」という気持ちが伝わる質問をするのもポイント。誰にでも使える質問を頭の中に入れておき、いろいろな人を相手に実践してみよう。

2つ目が、長い文章でダラダラと話さないこと。仕事の報告も友人との会話も、一文を短く区切って端的に話すように心がけて。回りくどい説明や、「それで~」と接続詞を多用して一方的に話し続けるのはNG。話が長くなるほど、相手の心は離れていく。具体例を盛り込みながら話すことも、「面白い」と意識を引きつけるワザのひとつ。

自分の言葉遣いや話し方の癖を見直すことも大切だ。「例えば僕はすぐに『まあ~』と言ってしまいます。これをなくせば印象が良くなると思うので、目下取り組み中です。欠点=伸びしろ。成長材料だと思って、冷静に自己分析をしてください」

3つ目のポイントは、「こんにちは」の一言を口癖にすること。「あいさつは、相手との距離を縮める魔法の言葉です」。エレベーターで乗り合わせたマンションの住人でも、出張先の電車内でもいい。あいさつで初対面の人との距離を縮めた上で、いろいろな人と話をしてみよう。あいさつプラス、具体的な質問を繰り出せば、会話のキャッチボールが続いていく。

かの池上彰さんも、失敗のたびに反省し、よりよい話し方を心がけてきたそう。「話が苦手」という思い込みを捨て、どんどんチャレンジすることが大切だ。

話が面白い人になる3つのSTEP

1.「私に興味がある」と感じさせる

相手の仕事内容や趣味を覚えておく。名刺の裏にメモしてもいい。推理小説好きなら、次回会ったとき「最近面白かった本はありますか?」と聞くと、「私のことをちゃんと覚えている」と好感度がアップ、会話も膨らむ。

○ 目を見て話を聞く

 × 目線を合わせず、落ち着きがない

じっと見つめ続ける必要はないが、会話の随所で相手の目を見るよう意識して。相手の話の「。」や息継ぎで相づちを打ち、視線を合わせるようにすると、集中して聴いている、共感していることが伝わり、「また会いたい」と思われる人に。

○ 服や小物を褒める

 × 「それ、いくらですか」と一言多い

文具でもアクセサリーでもいい。「使いやすそう。どこで買ったの?」「きれいですね、何という石ですか」など、褒めながらプラスの質問で「もっとあなたのことを知りたい」「あなたの話を聴きたい」という姿勢をアピール。

○ 誕生日にカードやメールを送る

 × 相手の名前すら覚えていない

誕生日や記念日にお祝いメッセージを送れば、「覚えていてくれた」という好印象とともに、相手に自分の存在を思い出してもらえるという効果も。「おめでとう」プラス相手に合わせた一言で、より印象的なメッセージになる。

2.「長い文章禁止令」を出す

長々とした説明は、相手をイライラさせる原因に。自分の話を文章にすると、いかに長文か気づくことも。「感動しました」「すぐやってみたいですね」など簡潔に言い切る、伝えたいことを話の頭にもってくる習慣をつける。

○ 接続詞をなるべく減らす

 × 「そして~」「○○ですが…」が多い

「~なのですが…」などの曖昧な語尾や、「そして~」とつなぐ言葉が頻発するのは、実は話しながら考えをまとめているから。自分でも結論が見えていないことも。接続詞を減らすように意識すると、考えをまとめてから話す訓練に。

○ 話し方の癖に気づいている

 × 話し方を意識したことがない

本人は無意識で使っていても、「というか~」は、前の相手の話を否定して受ける印象になり、「要は~」は相手より上からの物言いと思われがちな癖。特に話し始めの一言は癖が出やすいもの。冷静に、話し方の癖を見直して改善を。

○ 例え話を盛り込む

 × 理屈や主観ばかり話す

分かりやすく伝えるには、相手とイメージを共有できる例え話が有効。混雑している電車、部長が遅刻した日の朝の空気など、日々目に入るさまざまな状況やシーンを何に例えられるかを意識して、頭のなかで描写してみる。

3.「こんにちは」を口癖にする

相手との距離を縮める、一番手っ取り早く簡単な一言が「こんにちは」。店に入ったときも、訪問先でも、最初の「こんにちは」で印象はぐんと変わる。その次の会話のきっかけがつくりやすく、話しやすくなる。

○ 電車で隣になった人に話しかける

 × 肩が触れても何も言わない

「こんにちは、この電車は○○駅にも止まりますか」「傘をお持ちですね。今日は雨の予報ですか」でもいい。電車で乗り合わせた人は、いわばその場限りの相手。話す力を高める練習にはちょうどいいと考えて、気楽にチャレンジを。

○ エレベーター内の人と雑談する

 × 初対面の人には目を合わさない

同じ空間を数秒間共有するエレベーターも、会話の練習場所向き。犬連れなら、「こんにちは。かわいい犬ですね。何犬ですか」など、簡単な雑談でいい。Yes、No以外の答えになる質問を意識して、会話のトレーニングをしよう。

○ 意識的に質問を投げかける

 × 話を聞こうとしない

「調子はどうですか」という漠然とした質問には、漠然としか答えようがない。例えば、相手がランニングウエアを着ているなら、「何キロぐらい走るのですか」「大会に出ることもあるのですか」など、話が続くことを意識して質問する。

パトリック・ハーランさん
1970年、アメリカ・コロラド州生まれ。ハーバード大学を卒業後、93年に来日。お笑いコンビ「パックンマックン」として活動するほか、DJや司会者としても活躍。12年からは池上彰さんと同じ東京工業大学で、非常勤講師としてコミュニケーションの講義を担当。

(ライター 中城邦子)

[日経ウーマン 2016年2月号の記事を再構成]

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