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還元率は1%超 Tポイントがたまる最強カード

日経トレンディ

2016/3/10

日経トレンディ

 ケータイはソフトバンク、最寄りのコンビニがファミリーマート、ネット通販でYahoo!ショッピングやロハコをよく使う。この3つのどれか1つでも当てはまる人は、まずはTポイントを集中してためるべきだ。三越伊勢丹や吉野家など、新たな提携先も続々と陣営に加わり、ためる機会も使える場所もどんどん増えている。(記事中の情報は2016年1月中旬時点)

 Tポイントをためるためのメーンカードは何を持つべきか。まず候補になるのが還元率1%で年会費無料の「Yahoo! JAPANカード」だ。

Yahoo! JAPANカード(ワイジェイカード)。Tポイントが直接1%たまる

 Yahoo!ショッピングとロハコでの買い物では、同カードを使うと還元率は常時3倍。かつては楽天市場やアマゾンに見劣りしていたYahoo!だが、最近はサービスを拡充し、使い勝手も向上している。16年3月末までは、いつでもポイントが5倍になる「全員まいにち!ポイント5倍」を継続中だ。Yahoo!のヘビーユーザーなら持っておきたいカードといえる。ちなみに、カードの国際ブランドはJCBが得。nanacoへのチャージで唯一、1%のポイントが付く。

■「手間かかるが還元率1.5%」のカードは2枚

 Yahoo!の利用が少なく、還元率を追い求めるのであれば、Yahoo! JAPANカードを上回るカードが2枚ある。「Extreme Card」と「P-one Wiz」だ。

Extreme Card(ジャックス)。カードのポイントをGポイント経由でTポイントに換えれば、還元率は1.5%になる
P-one Wiz(ポケットカード)。常時1%引きに加えて、0.5%のポケットポイントがたまり、これをTポイントに交換できる。

 Extreme Cardは一般加盟店の還元率が1.5%。たまったポイントは、Gポイントを経由して、等価ですべてTポイントに換えられる。難点は3000円の年会費と、ポイント付与が1000円単位であること。年会費は、年間30万円以上の利用で次年度無料にはなるが、若干ハードルは高い。

 年会費無料で、同じ1.5%還元を得られるのがP-one Wizだ。毎回の利用金額が自動的に1%オフになり、100円単位で値引き。加えて0.5%のポイントが付き、等価でTポイントに交換できる。初期設定ではリボ払いになっており、その点は注意したい。

 これらの2枚はTカード提携先での特典は受けられないが、還元率を求めるなら十分選択肢になるだろう。

 ためたポイントは、使い方にも気を配りたい。Tポイント提携先であれば1p=1円相当として使えるが、実は使っていい店とダメな店がある。

 例えば、1000円の買い物に、200pのTポイントを使ったとする。このとき、値引き前の1000円分にTポイントを付与する店と、値引き後の800円にしか付けない店があるのだ。言うまでもなく、前者のほうが得になる。

 主な提携先でいうと、前者はファミリーマートやYahoo!など、後者はTSUTAYAやソフトバンク、エディオンなどになる。前者のなかでも、Yahoo!ショッピングやロハコが買い物の際の付与率が一番高いため、Tポイントを利用するのに最適だ。

■ソフトバンクは相性抜群

ファミマTカード(ポケットカード)

 主要な提携先ごとにTポイントを効率よくためる方法もある。ファミリーマートのヘビーユーザーなら、同社の「ファミマTカード」を検討したい。ファミリーマートが提供する「カードの日」(毎週火曜日と土曜日)はポイントが2.5%付く(クレジットカードまたはデビットカードの場合)。

 またクレジットカード利用であれば、公共料金や金券などの支払いにも決済ポイントが付く。一般加盟店での還元率は0.5%とメーンカードには不向きだが、ファミマ専用のサブカードにはなり得る。

 使っているケータイがソフトバンクの人は、今からでもTポイントをため始めるべきだ。ソフトバンクモバイルが15年、Tポイント・ジャパンに資本参加。結び付きをさらに強め、“乱発”ともいうべきポイント付与のキャンペーンを次々に繰り出している。

 その一つが、「3倍ザー!」キャンペーン。手持ちのTカードの番号を、ソフトバンクショップかMy SoftBankの画面で登録するだけで、ファミリーマート、ガスト、TSUTAYAでの提示ポイントが3倍、還元率1.5%になる。

ソフトバンクカード(ソフトバンク・ペイメント・サービス)

 加えて、「ソフトバンクカード」が出色だ。Visa加盟店で使える無料のプリペイドカードで、チャージ限度額は100万円とクレジットカードのように使える。

 チャージの方法で得なのは、銀行口座にひも付けてオートチャージする「おまかせチャージ」と、月々の携帯電話料金と合算して支払う「ソフトバンクまとめて支払い」の2つ。前者はカード決済時のポイント還元率が1%、後者は0.5%。後者は、支払いに使うクレジットカードのポイントも獲得でき、例えば前述のYahoo! JAPANカードであれば還元率は合計1.5%になる。ただし後者の場合は、毎月のチャージ限度額が最大でも10万円止まりなので、その点は注意が必要だ。

 ソフトバンクカード限定の得なキャンペーンも非常に多い。まずは先ほどのファミリーマート、ガスト、TSUTAYAでは、おまかせチャージのカードに2.5%、ソフトバンクまとめて支払いのカードに0.5%を上乗せ。16年1月中旬からはYahoo!ショッピングでの買い物に、それぞれ1%ずつ上乗せするキャンペーンを実施中だ。

 さらに16年2月15日から3月末まで、Tポイントを等価でソフトバンクカードのバリュー(チャージ分)に移行できるキャンペーンを予定。TポイントがすべてのVisa加盟店で使えるうえに、決済時にもポイントが付く。たまったTポイントを“現金”として使う方法としては最得といえ、必ずこのタイミングで交換しておきたい。

(日経トレンディ編集部)

[日経トレンディ2016年3月号の記事を再構成]

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