MONO TRENDY

私のモノ語り

皆藤愛子 機能的で癒やし系 耳付き2色ボールペン

2016/2/26

(写真:吉村永)

気になる著名人に、お気に入りのモノについて語ってもらう「私のMONO語り」。今回は“朝の顔”を卒業後、経済番組などに活躍の幅を広げているフリーアナウンサーの皆藤愛子さんにお話を聞いています。前編ではオフタイムに欠かせない愛用品について語っていただきましたが、後編では皆藤さんが仕事の現場で使っているモノからお話を聞きました。

■機能的なのに癒やし系! 耳ノックボールペン

キャラクターの耳や手がノックになっている2色ペン。赤と黒だけでなく、黒と青などの組み合わせもあり、替え芯も可能。軽さも魅力。さまざまなキャラクターがデザインされた製品が市場に出回っている

私の仕事道具といえば、まずはストップウオッチ。本番前、原稿を読むのに何秒かかるかを計るんです。今使っているのは、セイコーのストップウオッチ(「アルバストップウォッチ マルチタイプ」)。丸くてコロンとした形なので持ちやすいし、カワイイ。1台目の黄色が壊れ、2台目の赤が壊れて、今は大好きなピンクに落ち着いています。

それから仕事道具といえるのはノート。オンエアを見て気になったことや反省点などをリングノートに書いています。水筒も必需品。喉にいいといわれるハチミツを入れて、温かいものを飲むようにしています。

そしてここ数年、最も気に入っている文房具が、芯を出すときに押す部分がキャラクターの耳になっている2色ボールペンです。

私はもともと、ものすごく緊張するタイプなんですよ。最初にお天気を担当したときは、本番中にガクガク足が震えていたくらい。だから私、ペンはカワイイもの、と決めてるんです。それを一瞬見るだけで癒やされるので(笑)。

このボールペンは、そんな私にピッタリのアイデア商品。すごいアイデアじゃないですか? 私は、自分で話すコメントは黒、読みがなやブレスを入れる場所には赤で印を付けるんですが、これは両方使えるから便利なんです。

軽さも魅力です。私はカバンに必ずペンを入れて持ち歩くので、軽い方がいい。あと、もしどこかに置き忘れても十中八九返ってくるところも良いところです。だって、こんなボールペンを使う人はなかなかいませんから。スタジオに忘れても、だいたい次の収録のときには返ってくる(笑)。

もう一つ重要なポイントは、転がらないところ。耳がストッパーになって、本番中、カウンターの上を転がるようなことがない。

パッと見、「ふざけてるのか?」と思われるかもしれないですけど、違うんです。400円から700円という価格帯で、これだけのデザイン性と機能性を兼ね備えている。最初に友達からもらったボールペンは、耳の色が変わってしまうぐらい使っています(笑)。

ほかにも、いろんなキャラクターのものが出ていて、私は水族館やディズニーランドなどで見つけるたびに、それぞれのキャラクターのものを買い続けています。

■幸福を呼ぶ? ティファニーのネックレス

ティファニーのダイヤモンドネックレス「By The Yard(バイザヤード)」シリーズ。イタリア人デザイナー、エルサ・ペレッティの作品で、予算に応じてダイヤの大きさやチェーン上のダイヤの数を選べる

次は、仕事で出かけたニュージーランドで記念に買ったものを紹介します。

私は高校生のときにニュージーランドに留学していたので、仕事を始めた時、仕事でニュージーランドに行けるようになることを一つの目標にしていました。それが2年前に出演した『アナザースカイ』(日本テレビ系)という番組で叶いまして・・・・・・。その記念に免税店で買って帰ったのが、このティファニーのネックレスです。

このネックレス、持っていると幸せになれる、結婚できるという噂があるんですよ(笑)。ただし、「自分でお金を出して買った方がいい」ともいわれているので、親にねだることもできず、ずっと買えずにいて…。免税店なら安く買えるかな、と思って奮発したんですが、帰国して調べたら、日本で買った方が安かった(笑)。ちょっとショックでしたが、思い出の品として、本当に大切なものになっています。

シンプルできゃしゃなデザインなので、どんな洋服やピアスにも合います。目立たないので、取材の時も失礼にならない。着け心地は、着けたときに少しチクッとします。よく見ると、ダイヤが土台から少しはみ出しているんです。でも、天然石が肌に触れるっていうのが、恋愛運的にはいいらしいんですよね。

ただ効果に関しては今のところは・・・・・・(笑)。でも、健康な体で、お仕事をさせていただけているので、効果があるのかな?

ダイヤが透けていて、キレイなところも気に入っているところです。この間、友達がもっと大きなダイヤのものを買っていて、羨ましいなと思ったんです。私も次の節目に、もう一つ買い足せたらな、と思いながらお仕事をがんばっています。

■モノに求めるのは、機能性と心地よさ

今のお仕事を始めて、10年以上がたちました。年齢も30代に入って、いろんな面で変化を感じます。たとえば結婚願望(笑)。20代、特に29歳のときは「結婚したい!」と強く思っていたんですが、30代になってからは、そういう焦りがなくなりました。同じようにモノの選び方も、変わってきた気がします。

服や靴は、「心地よさ」を重視するようになりました。オシャレはガマン、なんて言われますけど、私、ガマンできないんです(笑)。着心地や履き心地がいいものが一番。最近、春もののニットを買ったんですが、触り心地が良かったので、同じものを「2色買い」したくらいです。

もう一つ意識するのは機能性。バッグなら、まず軽いかどうか。バッグは毎日持ち歩くものだし、中にモノを入れたらもっと重くなるじゃないですか。いくらかわいくても、重いバッグだと結局は持たなくなるんですよね。

今までいろんなモノを買って、失敗して。この年齢になって、心地よさや機能性の大切さに気付くようになりました。そうやって感覚が磨かれてきたと思うと、年を取るのも悪くない、と思いますね。

●皆藤愛子、私のものがたり●

小学校の卒業文集に、将来の夢として書いていたのが「アナウンサー」。『めざましテレビ』を始めた頃は、「毎朝見て、元気をもらっています」などと言っていただくと、本当にうれしかったですね。「やっててよかった」と思いました。でも、最近は少し変わってきて・・・・・・。自分が本当は何に興味があるのか、何をしたいのか、考えている過渡期かもしれません。

ひとつ言えるのは、インタビューに興味があること。もともと私はライターにも憧れていて、音楽誌などのインタビューを読んでは「すごいなあ」と思っていたんです。今は経済番組で企業の社長にインタビューさせていただく機会があるんですが、私に常識がなかったり、無知だからこそ発した質問が、思わぬ面白いコメントを引き出すきっかけになったりする。わからないことを、わからないと言う。それが生きる場面がある。そう考えるとインタビューって面白いと思います。

プライベートでは、旅行に行くことが増えました。1泊でもできそうだと思ったら、すぐに出かけます。家では部屋着に凝っていて。朝の番組をしている頃は、着古した部屋着で寝たまま夕方になる・・・・・・なんてこともあったんですが、今は家用のかわいい服を買って着るようになりました。いつ宅配便が着ても出られるように。いつ災害が起こっても、そのまま避難できるように・・・・・・。

30代は、着るものも、食べるものも、行動も、きちんとしたい。地に足を着けて、毎日きちんと、丁寧に生活する人になりたいですね。

皆藤愛子(かいとう・あいこ)
フリーアナウンサー。1984年、千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部在籍時の2005年に、『めざましテレビ』(フジテレビ系)のお天気キャスターに抜てきされる。以降『めざましどようび』『めざましテレビアクア』などのMCを担当、14年まで“朝の顔”として活躍した。現在は『週刊報道Bizストリート』(BS-TBS)、『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系)などに出演中。

(構成 泊貴洋)

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