検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

Xperia Z5とiPhone 6s、実機で5番勝負 後編

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経トレンディネット

スマートフォンの最新機種の中で、発売からやや時間が経って価格が下がって買いやすくなっている「Xperia Z5」と「iPhone 6s」。この2機種について、液晶画質、指紋認証、処理性能とバッテリー、音楽、カメラ機能の五つの項目で実機を使って比べた記事の後編。音楽とカメラ機能を取り上げる(前編はこちら)。

ノイズキャンセリングが便利なXperia Z5

スマホで音楽再生と言えば、iPhoneとiTunes Storeの音楽配信が優れているというイメージの人も多いだろう。

だが、今ではスマホで直接、音楽配信アプリから楽曲をストリーミング再生やダウンロード購入するスタイルが一般化した。例えば、Amazon MP3やレコチョクなどのストアでも楽曲を購入でき、購入した楽曲はスマホで再ダウンロード可能。パソコンやiPhone、Androidスマホのあいだでコピーすることもできる。楽曲転送や保存の自由度では、ファイルを直接コピーできてmicroSDカードで容量も増やせる、Xperia Z5をはじめとしたAndroidスマホのほうが便利だ。

また、音楽の再生環境が充実しているのもXperia Z5。ハイレゾ楽曲に対応し、「mora」や「e-onkyo」などで販売されているFLAC形式やWAV形式のほかALACやDSD形式の楽曲を、最大192kHz/24bitまでの音源なら音質を損なわずに再生できる。ハイレゾ楽曲は多くのパソコンでも再生には周辺機器が必要なだけに、お手軽に再生できるのは魅力的だ。

騒がしい外出先でハイレゾを再生しても音質の違いは分からない、と思われる人もいるかもしれない。だが、力を入れて作られたハイレゾ音源は、高音質な視聴環境向けにマスタリングやミックスを工夫したものが多く、CDとは別物の高音質で楽しめる。

さらにXperia Z5は独自にノイズキャンセリング機能にも対応している。一般的なノイズキャンセリングイヤホンは利用に充電が必要なうえに処理回路のボックスが大きく持ち歩きが不便。だが、Xperia Z5なら一般的なサイズの軽いカナル型イヤホンで、ノイズキャンセリングが使える。

対応ヘッドホンは2種類で「MDR-NC750」(直販価格1万3824円)と通常モデルの「MDR-NC31EM」(直販価格5940円)があり、いずれもソニーストアで購入可能だ。

面白い機能としては、ヘッドホンの特性を検知して曲をより最適な音で楽しめる「自動最適化」も搭載されている。1000円前後の安いヘッドホンで試したところ、高音のシャリシャリした音やドラムのノイズ感が軽減された。低価格かつ高音質なヘッドホン探しが趣味の人にとってはかなり楽しめる機能といえる。なお、5000円を超えるレベルのヘッドホンになると最適化の効果はほとんど感じられなかった。

ここ最近話題のハイレゾなど高音質路線を追求するなら、ハイレゾに標準対応し、かつmicroSDXCで多くの楽曲を保存できるXepria Z5は便利なスマホといえる。

ピント合わせはXperia Z5有利だが…

最後にカメラ機能について比べてみよう。

Xperia Z5はアウトカメラに高感度なExmor RS for mobileの2300万画素CMOSセンサー、インカメラにも510万画素の高繊細なセンサーを採用する。

iPhone 6sはアウトカメラが1200万画素、インカメラが500万画素だ。いずれも4Kムービー撮影に対応。また、Xperia Z5には専用のシャッターボタンが搭載されている。

実際の使い勝手だが、Xperia Z5はシャッターボタン長押しから約1秒でカメラが起動し、すぐに撮影できる。iPhone 6sは専用ボタンを搭載しないが、ホームボタンを押してからロック画面右下のアイコンをスライドして約1秒で起動できる。手間に関して言えばXperia Z5のほうが少なく、素早く撮影できた。

撮影画面はいずれもシンプルで、オートのまま十分な画質の写真を撮影できる。だが、被写体のフォーカスや明るさを調整したい場合は操作が必要だ。オートフォーカスは位相差検出式AFとコントラスト検出式AFを併用するXperia Z5が明らかに高速だ。iPhone 6sも十分高速だが、並べて比較するとややピント合わせが遅い。

明るさについてはiPhone 6sのほうが設定しやすい。撮りたい部分をタップするだけで最適な明るさに調整できるほか、上下のスライド操作でも明るさを変えられる。Xperia Z5は設定アイコンを押してからスライドバーの操作が必要でやや面倒だ。

実際に何枚か比較撮影してみたが、どちらのカメラも、大半の場面で満足できる写真を撮れた。夜景についてはいずれも高感度だが、Xperia Z5は解像感よりも見た目の明るさ優先で、逆にiPhone 6sは少々暗くてもあまり感度を上げすぎないといった特徴も見えた。

ただ、明暗差の激しいシーンなど明るさ補正が必要な場合は、前述の通りiPhone 6sならワンタッチで補正できて使い勝手が良かった。

カメラならiPhone、音楽ならXperia

ここまでXperia Z5とiPhone 6sを比較してきた。「カメラならXperia」「音楽ならiPhone」といったイメージの人もいるだろうが、最新モデルを比べると、いずれも僅差ではあるが「音楽ならXperia」、「カメラならiPhone」という印象を受けた。

筆者のおすすめは「高品質な音楽や動画を楽しむなど、スマホを徹底活用するならXperia Z5」「SNSやカメラ、ゲームをカジュアルに楽しみたいならiPhone 6s」だ。特にXperia Z5の音楽機能は、専用の小型ノイズキャンセリングヘッドホンや音質補正など、実際に使ってみると便利な機能が多い。すでにXperia Z5を購入した人も、上記機能を一度試してみてほしい。

(ライター 島徹)

[日経トレンディネット 2016年1月14日付の記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_