日ごろのイライラを解消する最新100均グッズ
■ひもを結んだまま靴を履け、フィット感抜群
もう靴ひもを結ばなくていい──。靴ひもの煩わしさや面倒臭さを解消するのがセリアの「伸び~る靴ひも」だ。素材のほとんどがゴムでできている商品で、スニーカーなどに使えばひもを結んだままでも靴をラクに履いたり脱いだりできる。
伸縮性に富んでいるため靴ひもの交換にやや手間取ったが一度調節してしまえば、その後に結び直すことはほとんどない。フィット感に優れ、履き心地も良くなった印象だ。ひもが平型なのでほどけにくいのもメリット。白、黒の他、ピンク、グリーン、ブルーなどのカラー版もある。
■最後まで使い切れるポンプボトル
洗面所やキッチンで活躍するポンプボトルのストレスを減らせる100均グッズもある。ダイソーの「残さず使えるポンプボトル」は、底面がすり鉢状になっているため、中身が少なくなっても中央のチューブで最後まで吸い出すことができる。「まだ残っているのにポンプを押しても出てこない!」といったイライラを感じないで済むのはうれしい。水で薄めたり継ぎ足したりせずに、最後まで無駄なく使える。
■キャップを落とさないペットボトル用ホルダー
ペットボトル飲料を飲む際、キャップが邪魔になり、なくしたり、落としてしまったりすることも多い。「ペットボトルキャップホルダー」(ダイソー)は、ペットボトル本体にキャップを取り付けておけるグッズ。使い方は穴にキャップをはめて、輪の部分をボトルの首に掛けるだけ。ウォーキングやサイクリングなど、スポーツ時に重宝しそうだ。自分のボトルの目印にもなる。
■鏡にこびりついた汚れが簡単に落ちる
「ダイヤモンドパフ」(キャンドゥ)は浴室の鏡や洗面所の陶器などに使える汚れ落とし。表面に人工ダイヤモンドを使用している。水をかけて円状にこするだけで鏡に付いたウロコ状の汚れがみるみる取れた。本体はスポンジ状で力を入れやすく、使い勝手は良かった。
■汚れをなでて落とす掃除用手袋
「お掃除手袋」(セリア)はマイクロファイバーを使用した、掃除ができる手袋。家具や電球など、複雑な形のものでも指先や手のひらを使って掃除ができた。ブラインドカーテンの掃除もラクにできた。から拭き、水拭きのどちらにも使える。
■カラビナが付いた携帯用コップ
「携帯折りたたみコップ」(ダイソー)はアウトドアなどで重宝する折りたたみ式のコップ。蓋を開けて3段階に伸ばして使う。耐熱温度は120℃なので熱い飲み物も入れられる。防災グッズとしても役立つ。容量は約200mL。
100円ショップの事業者が展開する雑貨店が増えている。キャンドゥの「OHO!HO!(オホホ)」は、質感の高い生活雑貨をそろえ、女性客を取り込んでいる。ワッツも雑貨店「ブォーナ・ビィータ」を展開。どちらも客単価は1000円以上と高めで、円安という厳しい状況のなか、新しい需要を模索する動きは今後も増えそうだ。
OHO!HO!は500円以下の生活雑貨が中心。津田沼店ではコーヒーグッズやクッション、ポーチなどが人気だという。
ブォーナ・ビィータは、店舗にもよるが服飾雑貨が多く、価格帯はやや高めの印象。池袋店では訪日外国人がブランドものの靴下をまとめ買いするという。
(日経トレンディ編集部)
[日経トレンディ2015年11月号の記事を再構成]
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