3Dやロボットも登場 大人も楽しめる本格玩具本当にいいもの100選

日経トレンディ

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玩具にもいろいろ新しい製品が出ている。どうせ子供にプレゼントするなら、自分も楽しめるものを選びたい。大人と子供が一緒に遊べる玩具11商品をピックアップした。

大人でも特に楽しめたのは、いずれもアートにまつわる3商品。絵も立体物も模写できる「マジカルイラストレーター」は、手元を一切見ていないのに、絵がどんどん描き上がっていく不思議な感覚。オリジナルのペンを作れる「マーカーメーカー」は、メスシリンダーやピンセットなど理科の実験をほうふつとさせるキットで、どんな色ができるのかワクワク感があった。「3Dドリームアーツペン」は、何と3Dプリンターばりの立体物まで作れてしまう。いずれも創作意欲をくすぐり、大人も一緒に夢中になれること請け合いだ。

ソフトバンクロボティクスのペッパーが存在感を示した15年は、玩具市場にもロボットブームが到来。出色だったのは、自分で組み立てる「メカノイド G15」だ。手足に内蔵された6つのモーターで、キレのあるダンスを披露したり、さまざまな言葉を話したりとかなりの本格派。「スター・ウォーズ」の新キャラを玩具にした「BB-8 by Sphero」もコミカルな動きが印象的だった。

模写で簡単、スラスラ描ける新体験ツール

マジカルイラストレーター バンダイ 実勢価格4103円(税込み)

(1)のぞき込んだ状態。見えた輪郭をなぞるだけだ (2)手元を見ていないのに絵が出来上がっていく (3)初めてでも、15分程度で満足いく出来の絵が描けた

絵や写真はもちろんのこと、立体物から実際の風景まで忠実に模写できる画期的な新商品。鏡が付いたメガネ部分をのぞくと、目の前の光景が反射して紙の上に映り、その輪郭をなぞるだけでOKだ。実際に試してみると、細かい部分で若干見えにくいところはあったものの、スラスラ描けるのはとても楽しい体験。絵が苦手な子供へのプレゼントなどには、ピッタリの商品だ。

理科実験のように自分だけのマーカーを作れる

マーカーメーカー クレヨラ 実勢価格3562円(税込み)

完成したペンを入れられる箱が2つ付くのはうれしい気配り
(1)メスシリンダーでインクを調合 (2)芯をインクに浸して、マーカー容器に入れて最後にプラグを埋め込めば完成だ

まるで理科の実験のように、メスシリンダーやピンセットでインクを調合。自分だけのオリジナルペンを作れるキットが「マーカーメーカー」だ。ケースやキャップに加えて、完成したマーカーを入れる箱まで同梱。色の勉強になるうえに、自分で調合したマーカーがどんな色になるかのワクワク感も楽しい。米国発のキットで、クレヨンやマーカーを扱うクレヨラが開発した。詰め替えパックもある。

“3Dプリンター”が玩具になった

3Dドリームアーツペン メガハウス 実勢価格6883円(クリエイティブセット、税込み)

立体物はそれぞれのパーツを作ってから、ペンで貼り合わせる。上級者になれば観覧車やドラゴンなどの造形物も作れるようになる
(1)デザインシートの上にトレースシートを置き、樹脂を搾り出す (2)専用のライトを満遍なく当てる (3)完成

3Dプリンターさながらの立体物を自分で描いて作れるキット。ペンの中にはアクリルを主成分とする特殊樹脂が入っていて、まずは見本のデザインシートをなぞる。樹脂は可視光線LEDを採用したライトを当てると固まる仕組みで、ライトは熱くならず、紫外線も発しないので安心だ。試してみると樹脂の太さを調節するのはややコツがいるが、最初にしては満足のいく出来栄えだった。1本入り、2本入り、4本入りなどのバージョンもある。

3Dのジグソーパズル、特殊パーツで難易度高め

カーパズル3D ビバリー 実勢価格1727円(税込み)

ジグソーパズルを重ね合わせたような独特の3Dピース
(1)各パーツにはすでに色が付いていて、シールを貼る必要もない (2)底面から作り、何層にも重ねていくことでだんだん車の形が見えてくる。車種は現状6種類

完成度はもはや模型そのもの。接着剤などは一切不要で、クルマを組み立てられるジグソーパズルだ。ピースは60個程度と一見簡単そうだが、いざ始めてみると一筋縄ではいかない印象。説明書を見ながら四苦八苦して作り上げるとうれしさもひとしおだった。パーツの一つひとつはパズルを重ね合わせた特殊な形状で、これらがガッチリかみ合う。完成品もしっかりしたつくりだった。

バット1本一人で野球を楽しめる

ライブ中継!スイングベースボール~GO!GO!GIANTS!~ バンダイ 実勢価格3237円(税込み)

(1)加速度センサーが1球ごとに判定。男性アナウンサーやウグイス嬢の声で実況や読売巨人軍の選手紹介が流れる (2)見た目は単なるバットでボタンも1つのみ

3D加速度センサーを搭載し、スイングスピードやタイミングでフライ、ファウル、バントなどを判定。一人でも複数人でもゲームを楽しめた。読売巨人軍の選手になりきって試合をするモードや、ホームラン競争、フリーバッティングなど計7モードを収録する。

コンパクトな子供向けアクションカム

プレイショット タカラトミー 実勢価格9500円(税込み)

(1)きょう体がピッタリ収まる防水ケース (2)自転車用マウントは取り付けも簡単。ゲームモードもあり飽きずに楽しめる。色は白と黒の2色

「あそびを記録しよう」をコンセプトに、写真や動画などを残せる子供向けアクションカメラが新発売。コンパクトな筐体ながら、付属の防水ケースを付ければ水深2mまで撮影可能。自転車用のマウントも同梱する。写真の解像度は30万画素と物足りないが、ゲームモードなどもあり、子供向けには十分な内容といえるだろう。

日々進化する“鳴り物入り”の会話ロボット

オハナス タカラトミー 実勢価格1万9220円(税込み)

(1)アプリ画面でも会話の流れが見られる。URLで情報を教えることも (2)目の光の色で、状態を知らせる

タカラトミーがNTTドコモと共同開発した会話ロボット。スマホやタブレットと連動することで、天気や地域の情報からその日の献立まで、会話で答えてくれる。話しかけると正確に聞き取れないこともしばしばだったが、会話の内容自体はスムーズ。アプリのバージョンアップで話題の幅も増えるため、楽しみは広がりそうだ。

スター・ウォーズの新キャラは玩具でも「芸達者」

BB-8 by Sphero Sphero 実勢価格2万1380円(税込み)

(C)& TM Lucasfilm Ltd.
(C)& TM Lucasfilm Ltd.

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場するドロイド「BB-8」を忠実に再現。スマホと連係させて、ドライブモードやパトロールモード、音声コマンドでの操作などが可能に。頭をキョロキョロさせながらクルクル動き回る愛くるしさは一見の価値ありだ。

■何でも話せる“万能”ぬいぐるみ

ヒミツのクマちゃん タカラトミーアーツ 実勢価格8636円(税込み)

(1)ハート形のトランシーバー。ボタンで「話す」「聞く」を切り替える仕組み (2)トランシーバーで話しかけている間はぬいぐるみの口が動く

どんな会話もできるぬいぐるみ型ロボット。その秘密は付属のトランシーバーだ。ボイスチェンジャー機能がないため話す側は声色を変える必要があるが、4歳児で試したところ大喜びで会話していた。トランシーバーの通信距離は木製の壁を挟んで7mまでが目安。

手軽にVR体験を味わえる

BotsNew(ボッツニュー) メガハウス 実勢価格2191円(税込み)

4~6型のスマホに対応。前部に差し入れる

スマホを使って手軽なバーチャルリアリティ(VR)を楽しめるのが「BotsNew」。2画面に分かれた映像コンテンツをレンズを通して見る仕組みで、頭の動きに合わせて視界が360度動く。多彩な映像を用意しており、ジェットコースターの映像では、苦手な記者が軽く酔いを覚えるほどだった。

ダンスも得意、自分で組み立てる本格ロボ

メカノイド G15 タカラトミー 実勢価格2万9156円(税込み)

(1)胸部にスマホの装着スペースがある (2)専用レンチや専用スパナなど、同梱された工具で組み立てる。腕には4つ、足には2つのモーターを搭載

614個の部品からなる組み立てロボット。91の工程を経て完成し、身長は61cmにもなる。音声コマンドで自己紹介や握手などが可能で、1000以上の言葉を話し、自在にダンスなども踊るかなりの“本格派”だ。Bluetoothで接続したスマホを装着し、動きや音声のプログラミングもできる。作り替えれば恐竜形にも変形する。

(日経トレンディ編集部)

[日経トレンディ2016年1月号の記事を再構成]

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