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超小型アンプでiPhoneハイレゾ化 1万円台から 「格安ハイレゾ」のすべて(下)

2016/2/13

日経トレンディ

音楽CDよりも音質が良い「ハイレゾ音源」が、本格的に普及する兆しを見せている。ただし、手頃な価格の機器でも「安かろう悪かろう」ではせっかくのハイレゾ音源が台無しだ。そこで、オーディオの専門家に協力を仰ぎ、音質や使い勝手、周波数などを徹底的にチェック。今回はハイレゾ音源対応の携帯音楽プレーヤーと、スマートフォン(スマホ)などに接続して音源を再生するヘッドホンアンプを取り上げる。

ハイレゾ音源に対応した携帯音楽プレーヤーやポータブルヘッドホンアンプも低価格化が進んでいる。音楽プレーヤーは、内蔵メモリーやマイクロSDカードにハイレゾ音源を保存して聴く機器。一方、iPhoneのようにハイレゾに対応していないスマホなどに接続して、音源を再生できるのがヘッドホンアンプだ。

iPhoneでは、48kHz/24bitを上回るハイレゾ音源は標準では再生できない。ハイレゾ再生アプリをインストールし下記のように音源を取り込み、ヘッドホンアンプを使うと再生可能になる

音楽プレーヤーの代表格はソニーの「ウォークマン」。2015年10月に発売されたエントリーモデル「NW-A25」は、実勢価格2万4430円(税込み)と値頃感がある。もう一つの候補は、中国FiiO(フィーオ)の「X3 2nd generation」で実勢価格は3万5420円(税込み)だ。

基本性能を備えた入門機。小型軽量で持ち運びしやすく、バッテリー持続時間も50時間と長い。音質は低・高音とも良いが「中音は細かい音を鳴らしきれていない」(折原氏)面も。DSDは非対応
PCMに加え、DSDネイティブ再生も可能な中国FiiO製プレーヤー。音質は「しっかりした低音で、中音には厚み。高音は弱めだが聴きやすい」(折原氏)。メモリーは内蔵せず、マイクロSDカードが必要

この両者を比べると、価格やスペック、持ち運びのしやすさではウォークマンの圧勝だった。1万円以上安く、重さは半分以下の66g。バッテリー持続時間に至っては、4倍以上の50時間に及ぶ。マイクロSDカードスロットに加えて、16GBの内蔵メモリーを備える点もウォークマンが上。

主なスペックで劣るのは、DSDのハイレゾ音源を再生できない点のみだ。音質は低・高音が印象的なウォークマンに対し、低・中音に強いFiiOと異なる。

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