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高音質で音楽生活が一変 格安ハイレゾ機器の実力 「格安ハイレゾ」のすべて(上)

2016/2/5

国内のハイレゾ音源配信サイトは当初、2005年にサービスを開始した「e-onkyo music」、インディーズ系を扱う「OTOTOY」、クラシック専門の「HQM STORE」のみだったが、2013年以降、大手が参入し選択肢が増えた

 2005年スタートで“老舗”といえる「e-onkyo music」ではサービス開始当初は旧譜が中心だったが、「最近は新作CDの発売と同時にハイレゾ配信を始めるレーベルが増えた」(運営会社オンキヨー&パイオニアイノベーションズ)。旬の曲もハイレゾで聴けるわけだ。

 さらに、ハイレゾ機器の低価格化が進み、購入のハードルが下がった。ヘッドホンやイヤホンは40kHz以上、プレーヤーやアンプでは96kHz/24ビットの音楽を再生できることがハイレゾ機器の条件である。

 そのなかでも価格破壊が激しいのは、イヤホンとヘッドホンだ。2015年12月にNTTドコモが税込み5290円という破格値のイヤホンを発売して参入し、数社が入り乱れて価格競争を繰り広げる。

ハイレゾ機器は普及期を迎え、手頃な価格帯に落ちてきた。NTTドコモが2015年12月、相場の4分の1に当たる、実勢価格5290円(税込み)のイヤホンを発売した他、ヘッドホンではエレコムが1万円を切る低価格モデルを同10月に投入。iPhoneなどハイレゾに対応しない機器につないで再生を可能にするポータブルヘッドホンアンプは1万円台、ハイレゾ対応の携帯音楽プレーヤーは入門機が2万円台から買えるようになり、購入のハードルが下がった

 携帯音楽プレーヤーでは、従来は6万円超が相場だったが、2万円台の格安なエントリーモデルが登場。かたやハイレゾ非対応のiPhoneなどにつないで使うポータブルヘッドホンアンプに至っては、1万円台から手に入るものまで現れている。

(ライター 床井浩)

[日経トレンディ2016年2月号の記事を基に再構成]

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