堀潔「新宿中村屋」 アートについて話そう!

2016/1/14
堀潔「新宿中村屋」 1940年、ペン、水彩・紙、18.5×13.5センチメートル、新宿区立新宿歴史博物館蔵

ポケットに手を入れた背広姿の男性が、ふらりと道を横切る。日本家屋風の建物と背の高いビルが混在する不思議な風景だ。日に照らされた道に路面電車のレールが見える。映画の一場面のような、物語を感じさせる絵だ。さて、あなたはどう見ますか。

▼作家プロフィル

堀潔(ほり・きよし) 1912年広島生まれ。27年、太平洋画会研究所で中村不折らの教えを受ける。55年、東京大学伝染病研究所(現医科学研究所)の非常勤として働く傍ら、新聞や雑誌に挿絵を描く。62年「絵日記戦中・戦後」(洋文社)刊行。戦前戦後の東京を象徴する建物や風俗を題材に、多くの水彩画を残した。89年没。

▼ここで見られます

中村屋サロン美術館(東京・新宿)で開催中の「浮世絵・水彩画に見る新宿風景展 江戸から昭和まで」で「新宿中村屋」を展示している(2016年3月13日まで、https://www.nakamuraya.co.jp/museum)。
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