思い出のビデオを「デジタル断捨離」 専用機で一気に

日経PC21

子供の成長記録や家族のイベントなどを録画したビデオテープがたまっている。デジタル化しておくべきとは思っても、手間を考えると二の足を踏む――。こうした理由で大量のビデオテープを放置している家庭も少なくないだろう。今回は、実売価格1万円強の専用機を使って、できるだけ手間をかけずにデジタル化する方法を紹介する。

手持ちのビデオテープが何本あるのか、どのテープをデジタル化して残したいのか、見ないで捨ててもよいのか──。その辺の状況は人それぞれだ。ただ、過去にビデオカメラで撮影したテープは、デジタル化しておかないと、テープが劣化したり、対応ビデオデッキやカメラが壊れて手に入らなくなったりすると再生できなくなる。テープに記録されていたはずの貴重な映像は永遠に失われてしまう(図1)。

図1 ビデオカメラで撮影した家族や友人の映像は一度失ってしまうと二度と手に入らない貴重なものだ。テープや再生するためのデッキやカメラが動いている間にデジタル化しておこう。テレビ番組を録画したテープも見ないで捨てるのは惜しい。しかもこうした古いテープはレーベルが間違っていたり、何も書かれていなかったりすることが多い。いちいち再生して確認するよりも、取りあえず一気にまとめてデジタル化しておくのが近道だ。こうなると対象のテープは相当な数に上ることもある

大量ビデオも楽にデジタル化

テレビ番組を録画したテープにも懐かしい思い出が詰まっている。当時、残したいと考えて録画した番組だ。見ないでこのまま廃棄してしまうのは惜しい。だが、デジタル化にかかる手間を考えると、諦めざるを得ないという人も多いだろう。

しかしわずかな手間でデジタル化できるのであれば状況は変わる。ここではアイ・オー・データ機器のビデオキャプチャーボックス「アナレコGV-SDREC」を使ったデジタル化の手法を紹介しよう(図2)。“ビデオのICレコーダー”とでもいうべき製品で、ビデオデッキやカメラにつないで映像を動画ファイルに次々と変換できる。

映像のデジタル化のポイントは、とにかく動画ファイルに変換して保存することにある。動画ファイルはテレビやパソコンなどで視聴できるし、必要とあれば後でDVD化も可能。作業工程は、デッキやカメラとつないだら、あとはひたすらビデオを取り込んでいくだけだ(図3)。

図2 “ビデオのICレコーダー”ともいえるビデオキャプチャーボックス。これ単体でビデオを動画ファイルに変換できる。動画ファイルはSDメモリーカードや外付けHDDに保存できる
図3 ビデオ映像のデジタル化は簡単。しかもデジタル化した動画データは多彩な方法で閲覧できる

MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
次のページ
デッキとつないで放置するだけ
MONO TRENDY連載記事一覧