「億超え」投資家が期待する16年の大化け株すご腕個人投資家座談会(下)

日経マネー

(イラスト:中村純司)
(イラスト:中村純司)
日経マネー

日経マネー誌は、全員が1億円超の日本株を運用する「億超え」個人投資家5人の座談会を開催。IPO(新規公開株)投資やバイオ株投資など様々な特技を駆使し、波乱相場の中で資産を増やした。中には2015年に7億円殖やした人も。彼らの忘れたい失敗から16年の注目銘柄まで、2回に分けて語ってもらった。2回目は16年の戦略について意見を交換した。

槙谷(以下、槙):私は16年もバイオ中心に投資するのは変わりませんが、株価が大きく動く材料が今のところ見当たらないかな。サンバイオ(東マ・4592)は17年3月に臨床試験の結果が出るので、動くとすれば16年後半は面白いかも。ベンチャーキャピタルの資本が入っているシンバイオ製薬(JQ・4582)は医療分野の規制緩和次第で、爆騰もあると見ています。

夕凪(以下、夕):ゲーム株の注目は何ですか?

槙:保有銘柄で言うと、ボルテージ(東1・3639)日本一ソフトウェア(JQ・3851)ユークス(JQ・4334)ですね。

 日本一ソフトウェアは固定ゲーム機にこだわりユニークな作品を出していましたが、スマートフォン(スマホ)対応は遅れていました。「アプリを手掛け始めたら化けるかも」と考えて仕込みました。ユークスは15年6月に大手のコナミから著名なプロデューサーが移籍したので注目しています。自分でもゲームを試したり、ダウンロード数や売上高のランキングをチェックしながら銘柄を選んでいますね。

審判部長(以下、審):やはり16年は個別銘柄を従来以上に精査しないといけないよ。私は今後の相場を弱気に見ています。消費増税の影響が予想以上に景気へ響いているし、利上げで米国も減速するでしょう。中国の製造業が不振だから新興国も厳しい。そうなると消去法で国内の中小型株に戻ってきてしまう…。

夕:利上げできるほど米国の景気が良いなら、日本の相場も当面引っ張ってもらえないかな。アノマリーでは、米の利上げは日本の株高らしいのですが。

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