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吸引力4倍は本当か、ロボ掃除機でルンバに挑むダイソン

対決・高級ロボット掃除機(上)

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NIKKEI STYLE

日経トレンディ
価格が10万円以上するロボット掃除機の高級モデルが相次いで発売された。米アイロボット「ルンバ 980」(税込み13万5000円、発売元はセールス・オンデマンド)と、ダイソンの「ダイソン 360 Eye」(税込み14万9040円)だ。

いずれも本体天面にカメラを内蔵しており、部屋の形状をリアルタイムに解析しながら、複雑な間取りでも無駄な動きがなく掃除できるという。さらにダイソンは、世界初のサイクロン式ロボット掃除機として「他社の4倍の吸引力」をうたっている。

カメラが付いたことにより、ロボット掃除機の清掃能力は向上したのか。ダイソンの吸引力は"本物"なのか──。これらを徹底検証した。今回はカメラがない従来型ロボット掃除機と比べるため、ルンバとダイソンに加えて、東芝ライフスタイル「トルネオロボ VC-RVD1」(税込み8万780円)もテストした。

清掃能力が最も高いルンバ

カメラ付きの制御方式を「システムナビゲーション」と呼ぶのに対し、従来型は部屋をランダムに走り回ることから「ランダムナビゲーション」と一般的に呼ぶ。

システムナビゲーションの強みは、多くの部屋があったり間取りが複雑だったりするフロアでも、カメラで間取りを解析しながら隅々まで効率よく掃除していくこと。この能力を調べるため、約50平方メートルに3部屋あるフロアで検証したところ、最も高い清掃能力を発揮したのはルンバだった。

ルンバは迷うことなく的確なルートを選び、きびきびと掃除。トイレや洗面所、ベッドの脇といった狭いスペースにも入っていき、すべての部屋を動き回って45分程度で掃除を終えた。その無駄のない仕事ぶりは、ロボット掃除機の制御に関する長年の研究開発の集大成という印象だ。

ルンバシリーズの以前からの"弱点"である部屋の隅にこそ取り残しがあったものの、カーペットとフローリングにまいた小麦粉やコーヒー粉を、ほぼ取り除いた。

制御が"未成熟"な印象のダイソン

これに対してダイソンは、四角い渦のような軌跡を描きながら、ややゆっくりと掃除。時折、数秒ほど停止して進むべき方向を迷うようなそぶりを見せたり、入っていかない部屋やスペースがあったりするなど、制御システムがこなれていない印象を受けた。

また、バッテリーの持続時間が短めであることも実感させられた。今回テストしたフロアでは、約40分の掃除でバッテリー切れになり、ドックに戻って再充電を開始。約1時間40分の充電を経て掃除を自動的に再開した。留守中に掃除させると割り切ればそれほど問題にはならないが、動いている時間より充電時間のほうが長いことを不満に思う人もいるだろう。

吸引力は強力だが…

だが、「他社の4倍」をうたうサイクロン方式の吸引力は、確かに力強かった。カーペットと床の中央にまいた小麦粉は完全に吸引。カーペットでは毛を絡め取るように吸っていくので、奥に入り込んだ粉まで取り除いた。

その一方で、部屋の隅と壁際を全く掃除しないのが気になった。これはダイソンがカメラで間取りを解析するには、壁から常に約2.5cm(1インチ)離れて動く必要があるためだ。ごみをかき込むサイドブラシがないことや、吸入口が本体後部にある構造も影響している。「部屋の中心部をこまめに掃除していれば、壁際にごみが集まるのは防げる」(ダイソン)というが、通常の掃除機による補助的な清掃の頻度を増やす必要があるだろう。

ランダムナビゲーションであるトルネオはどうか。ルンバより約15分長い1時間かけてフロア全体を掃除し、洗面所などの狭いスペースを除く約8割をカバーしていた。部屋の隅や壁際にまいた粉も、本体から僅かに突き出したサイドブラシがかき込み、ほぼ完全に吸い取っていた。部屋の隅の清掃能力の高さは、発売から1年以上を経ても他を寄せ付けない。

(日経トレンディ 瀧本大輔)

[日経トレンディ2016年1月号の記事を基に再構成]

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