アラフォー35歳 人生でもお金の問題でも分岐点「5」の年齢で人生とお金を考える(2)

今月のテーマは「5」の年齢です。25歳や35歳のようにアラサー、アラフォーの入り口にたったときは、実はお金の問題でも人生のターニングポイントに立っています。

30歳、もしくは40歳のときに気づいて動き出すより少し早く、人生とお金の問題について動き出すヒントを考えてみようというのが今月のねらいです。

35歳を超えると住宅購入などお金の面でいろいろなターニングポイントが訪れる

先週はアラサーの入り口、25歳について考えてみましたが、今週は35歳について考えてみます。アラフォーと呼ばれるようになっても、40歳のことなんてぴんとこないそのとき、何を具体的に考え始めればいいのでしょうか。

アラフォーと呼ばれるようになったら何を考えるべきか

35歳でアラフォーの仲間入りをしたときは、25歳でアラサーと呼ばれるようになった頃と比べると、明らかに大人になっている年齢です。仕事においてもそれなりの経験を積んできており、何度か昇格試験を受けたりして、新卒の頃よりも給与がアップしていることも多いでしょう。

任せられる仕事の内容も幅広くなったり、責任も大きくなってくる時期ですが、まだ管理職になっていないことも多く、40歳代の先輩と比べると「若手」と呼ばれることもあり、未熟さが許されるギリギリの年齢でもあります。

そう考えると「アラフォーの10年」は若手と名乗ることが許されなくなる分岐点ということがいえます。

お金の問題についても失敗を許される年齢ではなくなります。消費者金融やクレジットカードのキャッシングの返済に追われてるような愚かなことから足を洗い、資産形成ということをまじめに考え実行に移さなければならない大事な時期といえます。

そして、目の前にもいろんなお金の課題を抱えつつも、さらにその先を見据え「老後の備え」についても具体的に考えるべき時期がアラフォーなのです。

結婚、子どもの誕生、あるいはおひとりさまか、アラフォーは人生の分岐点

目の前のお金の課題について少し整理をしておくと、アラフォーは人生のいろんな分岐点を乗り越えていくタイミングです。人生はいろんな選択肢がありますが、分岐点を乗り越えたらもう戻れないポイントがいくつかあります。

鉄道でいえば35歳という駅を発車したあと「ポイント(分岐器)」をガクンと揺れながら乗り越えてみたら、その先のレールは大きく左右に分かれて別の路線につながっているようなものです。

具体的には「結婚(おひとりさま)」「子ども」「住宅購入」といった分岐点を乗り越えるのがアラフォー最大の課題です。

このうち「結婚」についてはアラフォーの10年間しないまま過ごせば、そのままおひとりさまでいく可能性が高まる「分岐点」です。シングルライフならひとりで生きていくお金のやりくりを、結婚するならパートナーとともにどういうお金のやりくりをするか自分の選んだ道を進んでいくことになります。

結婚をした場合、アラフォーの10年は「子ども」という人生の「分岐点」も乗り越えていきます。子どもが欲しいと思うのであればこの10年をどう過ごすかは重要なポイントです。真剣に子どもを欲しいと思うのであれば35歳は不妊治療を夫婦そろって受診するべきタイミングです。45歳を超えてからでは現実的に難しくなるからです。わが家は私が39歳のとき通院したのですが、「せめてあと1年早く来ればもっと不妊治療の選択肢と時間的余裕があった」と指摘されました。幸い2人の子どもに恵まれましたが、今でも反省をしているところです。

さて、子どもの誕生は大きな喜びであるとともにマネープラン的にはお金の問題で違うステージに入ります。あなたという機関車に、子が乗車する車両が連結されるようなものです。同じルートを行くとしてもより多くの火力(つまりお金)が必要になります。子どもひとりを成人させるまでには2000万円以上はかかるといわれているほどです。

そして、「結婚するかおひとりさまでいくか」「子どもがいつ生まれるか/何人生まれるか」はそのまま老後のお金の問題をどうデザインしていくか考えるスタートラインでもあります。

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