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伊豆箱根鉄道に乗って、人気のクラフトビールに酔う

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仕事を離れてゆっくり休みたい、最近のはやりを体験したい……。目的は何であれ、ちょっと出かけてみたくなるときがありませんか? 日経電子版では「トレンド探検隊」を新たに結成し、世の中で話題になっていたり、人気を集めたりしているスポットに出向き最新の情勢などを探ります。休日のひととき、ユルッとした動画とともにお楽しみください。

伊豆ロケ後編は三島駅と修善寺駅19.8キロメートルを結ぶ伊豆箱根鉄道駿豆線から紹介します。地元では「いずっぱこ」の愛称で呼ばれているそうです。勉強不足でした。

伊豆箱根鉄道は西武グループで、以前は東京証券取引所第二部に上場していました。西武線を走っていた車両が今でも現役として活躍しているほか、グループ会社、伊豆箱根バスの車両は青、赤、緑のラインをまとい、「埼玉西武ライオンズ」のキャラクター「レオ」のロゴを車体に描いています。

同社には駿豆線のほかにもう一つ路線があります。先週公開の前編でも最後に写真で紹介した、小田原駅から大雄山駅まで9.6キロメートルを走る大雄山線です。小田原駅というと小田急電鉄、箱根登山鉄道とJRのイメージが強いと思われます。大雄山線は駅の東口付近から12分間隔(早朝・深夜除く)で出発し、沿線には富士フイルムの工場があるなど、こちらも通勤通学客に利用されています。

駿豆線と大雄山線は直接つながっていません。伊豆箱根鉄道の検査工場は駿豆線の大場(だいば)駅にあるので、大雄山線の車両が検査を受けるときは「貨物列車扱い」で小田原―三島を電気機関車に引っ張られて運ばれます。

駿豆線は三島駅を起点にしています。ただ、開業当初は別の場所から出ていました。現在の東海道線は歴史上「新線」にあたります。元々は御殿場を経由する現在の御殿場線が東海道線で、現在の下土狩(しもとがり)駅が三島駅でした。駿豆線も下土狩駅から出ていたのです。

伊豆箱根鉄道には1963年(昭和38年)まで沼津駅前と三島広小路駅の間に路面電車が走っていました。商店街をのんびり走る、懐かしい写真も併せてご覧ください。三島広小路駅の改札口を出たところにあるタクシー乗り場が路面電車の乗降場だったそうです。

三島駅から乗ったのは「7000系」。1990年代前半に同社が独自に製造した車両です。座席は背もたれをバタンと前後させれば進行方向に向きを変えられます。「転換クロスシート」と呼ばれ、関西地区を走るJR西日本の新快速タイプなどにも導入されています。

三島の市街地を通り、本社と工場のある大場駅を過ぎたあたりから郊外の風景に変わります。韮山反射炉へ立ち寄るのに便利な伊豆長岡駅までは20分強。終点修善寺まで乗り通しても30分強なので、渋滞の激しい行楽シーズンなどはマイカーよりも「いずっぱこ」に乗るのがおすすめです。

東京駅からはJRの特急「踊り子」も毎日2往復(土日祝日は増発)、終点の修善寺まで乗り入れています。ただし、使われているJRの185系は登場から30年以上経過した車両で、一部で廃車も始まっています。東京駅などから伊豆急下田駅まで走る「スーパービュー踊り子」に比べて、くたびれた印象はぬぐえません。早く新しい車両に切り替えてもらいたいものです。

鉄ネタだけになってはいけませんので、映像に合わせてグルメも紹介します。修善寺、狩野川のほとりにある「ベアード・ブルワリーガーデン修善寺」は2014年に移転オープンしたクラフトビールの醸造所です。久々の晴天で暑かったため、アルコール度数8.5%のビールを調子に乗って飲みすぎたら、一気に酔いが回りました。

修善寺の温泉街で食べたわさび入りソフトクリームはすりおろしたわさびが隠し味のようなアクセントになっています。沼津の老舗干物加工会社、ヤマカ水産とシェフの増井靖丈氏が開発したフランス料理風の干物は独特の食感です。酸味の利いたオリジナルのトマトソースが魚の味を引き立てます。

鉄にビールにグルメ……と何とも贅沢なロケでした。夕暮れが早いので終わったときには真っ暗でした。撮影していませんけれど、終了後に沼津港近くで開いた反省会は魚がおいしかったです(単なる打ち上げともいいます)。これだからやめられません。

次回のロケは10月末(公開は11月上旬の予定)なので、関東近郊も紅葉真っ盛りかと。さて、どちらに出向きましょうか。

(電子編集部 苅谷直政)

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