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自宅で簡単 話題のライスミルク、作ってみた

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コメから作った飲料、ライスミルクが注目を集めている。豆乳やアーモンドミルクに次ぐ植物由来のミルクとして、健康志向の消費者に好評だ。日本の飲料メーカーからも続々と新製品が出ているが、記者の近所のスーパーには置いていなかった。原料がコメなら自宅で作れないか――。そう思った記者がインターネットで調べると様々な作り方が紹介されていた。料理研究家に実際に作ってもらった。

ライスミルクは食物繊維やビタミンを豊富に含む。健康を気にする30~40歳代の女性が主な顧客層だという。そのまま飲むだけでなく、スムージーやパンケーキの材料にしたり、お酒と混ぜて新しいカクテルをつくったりできる。飲食店などからも好反応を得ている。管理栄養士によるマーケティング支援「食プロリサーチ」を運営するインサイツ(東京・中央)の石川陽介社長はライスミルクについて、「豆乳のようにそのまま飲んだり、グラノーラを入れたりするなど『コメ』の新しい消費スタイルだ」と話す。「牛乳と比べるとコレステロールが含まれないなど健康志向の人にもオススメ」という。

そんなライスミルクを自宅で作る方法を料理研究家のオガワチエコ先生に教えてもらった。ヒット商品となった「おにぎらず」のレシピを掲載した「おにぎらずの本」(泰文堂)などの著書があるオガワ先生は大のおコメ好き。今回は材料にタイ米を使った。「香りがよく出る」とのこと。もちろん、日本のコメでも大丈夫だ。ほかにアーモンドやシナモンスティック、バニラビーンズ、メープルシロップ、塩、水。アーモンドはカシューナッツやピーナッツでも代用できる。ナッツによる色や風味の違いを楽しむのも良さそうだ。2人分で材料費はざっと100円くらい。

ライスミルクのレシピ(オガワ先生監修)
材料(2人分)分量
タイ米(日本米)1/4カップ
アーモンド
(ナッツ類)
1/4カップ
シナモンスティック
(シナモンパウダー)
1本
バニラビーンズ
(バニラエッセンス)
1センチほど
メープルシロップ適量
ひとつまみ
400CC

水の中にコメとアーモンド、塩を投入し、ハンドブレンダーでよく混ぜる。時間にして1分ほど。コメ粒の角がとれるくらいまで混ぜる。この段階でナッツのいい香りが周囲に漂ってくる。その後、容器に移し替える。移し替えた後、バニラビーンズのさやをしごきながら中の香りの強い粒を出して入れる。そうして3時間以上、常温で保存する。「夜、寝る前に作って朝に飲むのがいい」(オガワ先生)

できあがったミルクをザルでこす。メープルシロップを適量加え、できあがりだ。氷を入れたグラスに注いだライスミルクはさらさらした飲み口。あっさりとして甘みも感じる。途中、寝かせておく時間は必要だが、調理時間としては30分ほど。予想以上に簡単だった。火を使わないので、親子で一緒に作ってみてもよさそうだ。ミルクをこした際にかなりの量のコメ粒がザルに残る。気になった記者が聞いてみた。オガワ先生は「コメ粒はリゾットにするのがオススメです。風味もあるのでカレーリゾットが相性がいいでしょう」と答える。水に漬かっていたため、芯がだいぶ柔らかくなっている。短時間で作れるという。材料の無駄もなくなる。

欧米で牛乳の代替として飲まれていたライスミルクは日本では高級スーパーや輸入食品店など販路が限られていた。今年5月にキッコーマン飲料が「キッコーマン 玄米でつくったライスミルク」(希望小売価格は1缶200円)を発売した。新規参入の増加に伴い、種類も豊富になった。ライスミルクは(1)コメと水だけを使うタイプ(2)砂糖や塩、油脂で味を調えた欧米タイプ(3)こうじを使った甘酒タイプ――に大別できる。自作や市販品、作り方の違いによる味比べも楽しそうだ。ライスミルクの市場が拡大すれば、減少が続く国内のコメ消費量回復の起爆剤になるかもしれない。

(村野孝直)

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