自分の無駄遣いのタイプを知れば、100万円楽にたまる

日経ウーマン

投資でお金を増やすためには、まずコツコツ貯金したい。でもなかなかたまらない――。そんな貯蓄ベタさんは、自分が何にお金を使っているのかを知ることから始めましょう。家計簿不要の家計管理と貯蓄方法をFPの横山さんに聞きました。
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予算の範囲内で暮らせば家計簿なしでもたまる

貯蓄ベタさんが最初にやるべきなのは、毎月の収支を黒字にすることです。まずは下にあるチャートで、あなたが普段どんなお金の使い方をしているか判定。各タイプに合わせた方法で、ムダ遣いを撃退しましょう。

すべての方法に共通するのは、「家計簿をつけなくてもいい」ということ。「衝動買いや、ちょこちょこ買いが多い人は使えるお金の上限を最初に決めてしまいましょう。その範囲内で生活する習慣をつければ、自然と赤字は改善されます」(FPの横山光昭さん)

食費だけのレシートを1カ月間集めるのも有効です。「食費は毎月の変動が激しく管理が難しいため、『食費を制する者は家計を制する』と言われます。食費のムダを改善するだけで、収支管理のスキルが高まり、ほかのムダも減っていきますよ」

さらに、より詳しくお金の使い道を把握したい人は、次ページの家計シートの記入にチャレンジしてみましょう。ここでも、食費や日用品費などの細かな出費は分からなくても大丈夫。ざっくり記入できたら、「理想の割合」と比べてみます。

この「理想の割合」は、横山さんが出会った8000人のデータから算出したもの。理想から離れている人は横山さんのアドバイスを参考に無駄を減らして、まず100万円を目指しましょう。




何に無駄遣いしているのか、なんとなく自覚はあるが出費を止められないタイプ。実際に使った金額を知ることが自分への戒めになる。

ムダ遣い撃退法は…

3費目だけメモ法

よく使う3費目だけ記録をつけてみる。

「無駄遣いを減らすには、よく使う費目から見直すのが効果的。出費が多いと感じる3費目だけ、買い物をしたらレシートをもらうか手帳やスマートフォン(スマホ)に金額をメモします。月末に各費目の金額を合計すると、使った額の大きさに驚き、次からの買い物に慎重になるはずです」


普段は節約を心掛けていても、旅行や洋服など大きな買い物にドンと使い、結局貯蓄が増えないタイプ。大きな買い物は予算を決めて。

無駄遣い撃退法は…

無駄専用財布法

無駄遣いの予算を決めてその範囲で気持ちよく使う。

このタイプの人が無理に節約をすると、ストレスでさらに衝動買いを招く危険が。「1カ月にムダ遣いしてもいい金額を決めて、生活費とは分けて持ち歩きましょう。ムダ遣いしたくなったら、カードや電子マネーは使わずに、そのお金から出します。予算は必ず守ることです」


日々の食費にお金をかけてしまうタイプ。外食ランチや飲み会も多いのでは。食費・飲み会代だけを集中管理して、赤字から脱却しよう。

ムダ遣い撃退法は…

食費だけレシート法

食費だけのレシートを集め、1カ月後に合計する。

食べ物を買ったら必ずレシートをもらい、飲み会のお金はメモ。月末に合計し、多すぎると感じたら、週に数百円でも食費を減らすようにしよう。毎週月曜はお弁当を持参する、ランチの価格を100円下げる、飲み会を1回減らす…。1カ月続ければ、数千円の節約になる。


コンビニやドラッグストアなどでのちょこちょこ買いが膨らんでいるタイプ。週の予算を決めて、買い物への誘惑をカットしよう。

ムダ遣い撃退法は…

週1万円法

週に1回、1万円を引き出し、その金額内で生活する。

「財布の中の現金を少なくするのが、このタイプには有効。例えば月曜に1万円をATMから引き出し、1週間それだけで生活してみる。残金が少なくなっても、翌週の分を前借りしたり、カードや電子マネーを使ったりせず、翌週までは節約して過ごしましょう」

近づくキャッシュレス社会
ビジネスパーソンの住まいと暮らし