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東北へ届け 音楽・詩・舞い…アーティスト集いライブ

2015/8/1

 東北へ音楽や詩の力を使ってメッセージを――。ラジオパーソナリティーのレイチェル・チャンさんらが中心となって、東日本大震災の被災者支援のためのチャリティーライブ「Journey back Home『こころの旅』2015」が7月13日、ブルーノート東京(東京・表参道)で開催された。「生きることの尊さや未来への希望を共有したい」。アーティストたちは、そんな思いを胸に舞台に立った。

 ライブは、レイチェルさんによる谷川俊太郎さんの詩の朗読のほかチェロ、三味線、ピアノの演奏、ダンスで構成。3回目となる今回は、音楽プロデューサーでベーシストの亀田誠治さんがバンドマスターとして初めて参加するなど、多彩なアーティストが競演した。収益の一部は、あしなが育英会の「東日本津波遺児支援」へ寄付される。

 日本酒好きで岩手県の酒蔵に通っていた縁で震災直後からボランティア活動に参加していたというレイチェルさんは、東京と被災地の間の温度差を感じている。「決して風化させてはいけない。あの日に失ったかけがえのない日々と大切な存在に思いをはせてほしい」。アーティストたちの願いを込めたパフォーマンスが多くの観客を魅了した。(映像報道部 斎藤一美)

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