検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

脳と心が疲れたら ひとり時間に試したいリセット術

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

日経ウーマン
毎日忙しくて、気づけば脳が24時間フル回転状態に。そんなとき、実はやる気や思考能力も低下しがちです。ひとり時間を有効活用した"脳内リセット術"をご紹介します。

ひとりでボーッと過ごすと考える力や意欲が高まる

平日は仕事で忙しいので、休日は大好きな友達とゆっくりおしゃべり。でもなぜか、最近ワクワクしない…。そんな人は「脳が"情報過多"でお疲れモードになっているのかも」。こう話すのは、脳のケアを専門にする作業療法士の菅原洋平さん。仕事中でも家でも、メールやSNSなどから、私たちの脳には毎日大量の情報が入ってきます。「脳がそれを処理しきれないと、考える力だけでなく、やる気も低下してしまいます」。

例えば、人と歩調を合わせて行動するだけで、「脳に情報を入れ続けている状態」になるといいます。そこで、脳を休めて意欲を回復するために必要なのが、ひとりで過ごす時間。「静かな場所へ行ったり、スマホを見ないようにしたり。情報をできるだけ入れないようにして、気ままに過ごすことがおすすめです」。

同様に、仕事に追われているときこそ、あえてボーッとする時間をつくりたいもの。「考えが煮詰まったときに資料を整理したり、席を立ったり。そんなときふっとアイデアが浮かんだ経験を持つ人は多いはず」。これは脳が、情報のインプットモードからまとめモードに切り替わるからです。日々頑張っている脳を、ひとり時間でリセットする方法を紹介します。

「脳の働き」から考えた、ひとり「リセット」時間のつくり方

日々頑張り続けることが、脳の働きを低下させてしまう要因になっている可能性も。正しくリセットするための脳の仕組みを知ろう。

メール、会議、資料作成、商談…と、仕事では常に新しい情報を入れ続け、移動中や家でもスマホでニュースやSNSをチェック。職場の人や友達と過ごす時間も、情報を入れっぱなし。

情報を処理しきれず、「理解しない」情報が脳内に増えていく。すると、考えがまとまらなくなり、焦燥感を覚えてさらに情報を詰め込もうとして、ストレスが高まっていく悪循環に。

ボーッとしたり、単純作業をしたり。そんなとき脳は怠けているのではなく、インプットされた情報を整理する作業に切り替わる。情報を結びつけたり分類したりと、脳が"まとめモード"に。

一見関連のなさそうな情報同士が結びつき、ひらめきが生まれる。情報が整理されて、脳内で"処理できない情報"が減り、新しい情報をインプットする準備が整い、やる気もアップ。

  平日のすき間時間や休日に、意識してひとりの過ごし方を変えてみよう。

頭をフル回転させた後は、机の上を整理してみる

会議後、「記憶が鮮明なうちに」とすぐに関連資料を作るのはNG。「間髪入れずに新しい情報を入れると、せっかく入れた情報を消化できません。ぶらぶら歩く、机の上を整理するなど単純作業を挟むことで、ふっと考えがまとまることも」

新規の仕事やハードワークの日は、移動中の勉強や読書を避ける

忙しい日や、新規の仕事に取り組む日は、移動中に読書や勉強など、新しい情報を入れるのは避けて。「電車内などでボーッとすることで、仕事のアイデアが浮かんだり、商談の内容からヒントを得られたりと、脳の"まとめモード"が働きます」

普段、忙しい人は「計画性のある旅」でリラックス

忙しい人は、行き当たりばったりではなく、予定をある程度決めてから旅に出るといい。「普段から多くの情報を入れている人は、旅先で探したり、調べたりすることがストレスになる。食べる店や移動手段などを決めておくほうがリラックスできます」

■毎日に刺激がない人は…

予定を立てずに旅に出よう

 毎日がルーティンワークでつまらないと感じている人は、「脳に刺激を与える旅がいい。ふらっと家を出て旅することで、新しい情報ばかりが脳にインプットされ、日常にメリハリが生まれるはず」。

仕事が忙しいときは、いつもと同じ店や席で食べてみる

仕事で頭をフル回転させているとき、ランチで新しい店へ行くと脳がさらにお疲れモードに。「昼食時間に脳を情報整理モードにするには、なじみの店で食べる、毎日同じ景色の見える席でお弁当を食べるなど、"いつもと同じ"ことを取り入れて」

■新しい店で食べたいときは…

定番の洋服や小物を身に着ける

 忙しいときに新しい店で食事をしたい場合は、着慣れた洋服を身に着けるといい。「新しい服を着るのも、脳にとっては新規の情報。刺激を少なくすることで、脳をうまく休ませることができます」

"投稿するための行動"は速攻ストップ

SNSで投稿するためにおいしいものを食べに行くなど、リアクション欲しさに行動するのは、「相手からの承認という情報が入らないと落ち着かないという、"情報中毒状態"の表れ。脳をリセットするにはSNSに振り回されないことが必須です」。

■それでも投稿したい人は…

体験を十分に味わってからその感想を伝えよう

 お店で出てきた料理を撮影して、すぐ投稿するのではなく、撮影後は料理をじっくり味わってから、感想とともに投稿を。その場の体験を優先して。

煮詰まったときはトイレに立とう

仕事の打ち合わせや企画書の作成中など、煮詰まったときは、席を立てそうなら動いてみよう。「おすすめはトイレに立つこと。席を立って一度気を抜いてみると、急に頭がクリアになることも多い。仕事がデキる人がよく使うテクニックです」

忙しいときはできるだけ「いつもの過ごし方」をする

仕事が忙しいときの週末は、家で過ごしたり、なじみの場所で買い物をしたりと、「いつもと同じ」行動を取ることで脳が情報整理モードに。「逆に仕事が単調な時期は、休日に新しい人と会ったり、新しい場所を訪れたりすると脳が活性化されます」

トイレの中でボーッと一息ついてみる

子育て中はなかなかひとり時間を持ちにくい。「まとまった時間をつくるのは無理でも、わずかな時間でもボーッとすることで頭が整理され、子どもといい状態で向き合えます」。おすすめはトイレの中。「無心になって、気持ちを落ち着かせて」

家の中でひとりになれるスペースを意識して持つ

DINKSや実家暮らしで自分の部屋がない場合は、キッチンの一角や洗面所など、ひとりになれる場所を"自分のための場所"として意識するといい。「その場所には本や雑誌など余計な情報を入れないことで、脳をリセットしやすくなります」

この人に聞きました

菅原洋平さん
作業療法士。ユークロニア代表。国際医療福祉大学卒業。民間病院の精神科勤務後、国立病院機構で脳のリハビリテーションに従事。現在、東京のベスリクリニックで睡眠外来を担当。著書は『脳のトリセツ』(同文舘出版)など。

[日経WOMAN 2015年8月号記事を再構成]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_