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賃貸物件選び、家賃は手取りの4割以下に 賃貸生活のマネープラン(2)

2015/7/14

 今月のテーマは「賃貸暮らしのマネープラン」です。20歳代~30歳代の読者の多くは賃貸生活を送っていますが、この期間のマネープランをどうするかが、無理のないマイホーム購入にもつながってきます。

 今週は賃貸暮らしの大きな悩みである「家賃は月収のいくらが理想か」を考えてみたいと思います。

■平均的な家賃はいくら?

 ひとり暮らしの場合、ワンルームか1K(1DK)くらいの間取りで住むことが多いと思いますが、当然広い部屋は家賃が高くなります。

 また、最寄り駅のエリアが人気であったり、駅からのアクセスが近かったりすれば家賃は高くなりますし、アパートよりはマンション、築年数は浅い方が高くなるように、家賃は物件によって大きく変動します。

 宅建協会のホームページでは、賃料相場についての情報提供がされていますが、間取りとエリアによって大きく差があることがはっきり分かります。

 例えば都内だけでも、青梅市や八王子市、国分寺市などはワンルームを借りるのに月4万円かかりませんが、23区内になると月6万~7万円台になり、港区などは月12万円まで上がります。

 同じエリアでも、広さによってどんどん家賃は高くなっていきます。あるエリアのワンルームの賃料が平均6万円だったとしても、20平方メートル以下の場合と、30平方メートル以上の物件では数万円の差が出ます。同じ広さであっても駅近物件か徒歩10分か、新築か築25年かで家賃は大きく変わってきます。

 もちろん「好きな街」「あこがれのエリア」に住みたいという希望もあるでしょうから、それもまた物件選びの悩ましいポイントです。

 物件選びにおいては、自分の納得と現実的な予算枠を考えながら選んでいくことになります。

■家賃は月収のどれくらいがいいのか

 アクセスのよいエリアで、素敵な物件をみつけたとしても、家賃を払ったら何もお金が残らない、というのでは楽しい生活にはなりません。物件選びの際には、日常生活費のやりくりも考えながら「○○万円以内で探す」という明確なイメージをつくっておきたいところです。

 お金の本を読んだり、賃貸情報サイトを見たりすると「家賃は月収の3割くらいを目安」とアドバイスしていることが多いようです。

 これはおおむね妥当な水準ではないかと思います。私は「手取りの4割以下を目安」と説明することがあります。実際に自由に使えるお金の範囲で家賃をイメージしやすいからです。

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