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冷え、乾燥肌、むくみ…不調を整える朝ジュース習慣

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NIKKEI STYLE

日経ウーマンオンライン
冷房による冷えや、ストレス、食べ過ぎによる胃腸の疲れ。ジトジト、ベタベタと不快指数も高まるこの時期は、不調に悩まされがち。そんな心と体を「朝のジュース」でリセットしよう。不調の症状に応じた食材のジュースで、胃腸も休まります。

残業で夕食が遅くなりがち。外食でつい食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしてしまう。そんな毎日を繰り返していると、胃腸だって疲れてしまう。「胃腸を休めることは、アンチエイジングにもつながる」とは、横浜クリニックの青木晃院長。「8時間以上食事をとらずにいると、細胞内でオートファジー(自食作用)と呼ばれる、老廃物化したたんぱく質を分解・排出する働きが活性化することが分かってきた」と青木院長は話す。この点からも夕食を早めにとり、翌朝の朝食までに8時間以上空けることが望ましいという。

ここで気をつけたいのは、夕食が遅くなったからといって朝食を抜くのがいいわけではないということ。「朝食を抜くと、体内時計が狂い、エネルギー消費量を落として脂肪をためやすい体になる」(青木院長)。

そこで提案したいのが「朝ジュース」の習慣。野菜と果物をジュースやスムージーにしてとると、消化吸収における胃腸の負担は少なくなる。青木院長は、「最近話題のコールドプレスジュースなら、食材の不溶性食物繊維の多くが取り除かれるため、より胃腸の負担は少ない」という。

冷えにリンゴやニンジン、食べ過ぎには小松菜

ジュースにする野菜や果物は、できるだけ栄養価の高い旬のものを。さらに、体調に応じて食材を選ぶのも賢い方法だ。

例えば、これからの季節、冷房冷えが悩みの種という人は、「リンゴやニンジンをベースにするといい。漢方では、リンゴやニンジンは体を冷やさず、滋養作用が高い食材とされる。1年中手に入れられるのもいい」と、薬膳料理家で「漢方キッチン」代表の阪口珠未さんは説明する。「ストレスがたまっているときには、リフレッシュ効果が高い柑橘系やセロリ、トマトなどをプラスして」(阪口さん)。

一方、脂っこいものを食べ過ぎたときには、小松菜やキャベツなどのアブラナ科野菜が余分な脂質の排出を促してくれるという。お酒を飲み過ぎた翌朝など、むくみが気になるときには「スイカやトウガンなど、利尿作用の高いウリ科の食材を用いるのがおすすめ。ただし、体を冷やす作用があるので、冷えが気になる人は体を温めるショウガを加えるといい。ウリくささも和らぎ一石二鳥」と阪口さんは言う。

暑さが増し、冷たいものを食べる機会が増えると、胃腸はますますお疲れモードに。「できればジュースの材料は冷やさず常温のものを」(阪口さん)。

朝ジュースの習慣で、バテ知らずの夏を目指そう。

朝ジュースのここがいい
1. 胃腸の休息になる
 夜遅くに夕食をとったり、食べ過ぎた日の翌朝はもちろん、胃腸が疲れているときには朝ジュースを。胃腸の負担が少なく、ビタミン・ミネラルの補給にもなる。朝、何もとらない場合に比べ体内時計も狂いにくい。

2. 食材選びで不調対策にも
 目的に応じて野菜や果物をうまく組み合わせれば、1日1杯のジュースが不調対策になる。冷房冷えが気になるときにはこれ、気分でリフレッシュしたいときにはこれ、と覚えておくと便利。

冷えが気になる人は:

リンゴやニンジンをベースに

薬膳ではリンゴやニンジンは滋養作用が高く、体を冷やさないとされる。「胃腸が弱っているときにもおすすめ」と阪口さん。この2つをベースに、ショウガやシナモン、クローブ、パプリカなどの温めスパイスを加えても。

むくみ対策には:

トウガンやスイカで余分な水を排出

ウリ科の食材はむくみにいい。「トウガンは、冬まで持つことから名づけられたが、実は夏が旬。薬効が高い皮ごと使って。キウイやパイナップルを組み合わせるのがおすすめ」(阪口さん)。

ストレスがたまっているときは:

柑橘系やセロリ、トマトでリフレッシュ

夏ミカンやグレープフルーツなどの柑橘系食材、セロリやトマトは「たまったストレスを解消し、うつうつとした気持ちを晴らす」と阪口さん。冷えが気になる人は、パプリカパウダーなどの温めスパイスと組み合わせて。

食べ過ぎた次の日は:

小松菜やキャベツなどのアブラナ科野菜でデトックス

小松菜やキャベツ、ケールなどのアブラナ科野菜は「余分な脂質などを排出してくれる。脂っこいものを食べ過ぎたとき、吹き出物が出たときにもおすすめ」(阪口さん)。リンゴやニンジンに加えると飲みやすい。

肌の乾燥やせき対策には:

梨で潤いをプラス

クーラーで空気が乾燥して、肌やのどの状態が気になるときは、「梨が体の中から潤してくれる」(阪口さん)。せきが止まらないときにも。

目の疲れ、シミ対策には:

ベリー系をプラス

ブルーベリーやラズベリーなどのベリー系果実やクコの実は、目の疲れやシミにいい。冷凍ものもあるのでうまくとり入れよう。

この人たちに聞きました

青木晃さん
横浜クリニック(横浜市神奈川区)院長。自衛隊医官、恵比寿アンチエイジングクリニック院長、順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座准教授を経て現職。日本抗加齢医学会評議員。日本健康医療学会常任理事。
阪口珠未さん
漢方キッチン代表(東京都目黒区)。薬膳料理家、国立北京中医薬大学日本校薬膳研究科講師。北京中医薬大学に国費留学し、中医学を学ぶ。薬膳カウンセリングと、簡単で効果が実感しやすい薬膳レシピに定評。 http://kanpokitchen.com

(ライター 茅島奈緒深)

[nikkei WOMAN Online 2015年6月26日付記事を再構成]

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