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夕方になると起きる目の不調、「夕方老眼」とは

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「夕方老眼」について聞かれることがよくあります。「仕事を終えてパソコンから目を離したら、遠くがかすんで見えない」「朝は読めたスマホの画面が帰りは見えにくい」「夕方になると目がかすんでくる」といった、夕方に起こる視力低下や目の不調です。

近くを見続けることで目が凝り固まる

「老眼」とは、「加齢とともに近くにピントを合わせる力が低下すること」をいいます。ですから、先述のような症状を「老眼」と呼ぶのは正確ではないのですが、メディアなどでは夕方になると起こる不調をまとめて「夕方老眼」と呼んでいるようです。親しみやすくてまあそれはそれでいいのかもしれません。

この夕方老眼、症状が人それぞれですので、ちゃんと診察してみないと判断できませんが「午前中は調子がいいのに、午後、あるいは夕方になると不調が出てくる」という傾向から、大きく2つのことが考えられます。

ひとつは、パソコンや細かい書類の文字ばかりを長時間見ていることから、目のピント調整の筋肉が凝り固まってしまうもの。もうひとつは、ドライアイです。

前者は眼科では「調節緊張」といいます。目は近くを見る時は筋肉にぎゅっと力を入れて、水晶体という目の中のレンズを厚くして近くにピントを合わせます。若いころは水晶体が柔らかいのでこれが簡単にできますが、加齢とともに水晶体が硬くなり、より力が必要になります。

それを長時間強いていると、筋肉が固まって元に戻りにくくなってしまうのです。このため、遠くにピントが合わなくなってしまうことがあります。「仮性近視」と同じです。また、ピントを合わせる筋肉がけいれんを起こしてしまうこともあります。眼科で緊張をとる目薬で治療すると、これらの緊張やけいれんはすぐに治ります。

でも、治ってもまた同じように仕事をしていれば、同じように目に負担をかけてしまいます。そんな時は、中近両用のメガネなどを上手に使うことで、目の負担をやわらげることができます。思い当たる人は、近くの眼科の先生に相談してみてください。

夕方は涙が「引き潮」になる

ドライアイという言葉は知っていても、自分はドライアイとは関係ないと思っている人が多いのではないでしょうか。でも、目の不調をきちんと調べたら、涙が原因だったという人が実はたくさんいらっしゃいます。夕方になると目がかすむ、朝は読めるスマホの文字が夕方は見づらい、という方はドライアイの可能性大です。

オフィスはエアコンで乾燥しがちです。さらに、緊張により涙が減る。まばたきが減ることで涙が減る。涙が少なくなってしまった目は、デコボコ状態。海が引き潮で岩場のデコボコが現れてしまった状態を想像してください。きれいな海面には空の雲がきれいに映ります。つまり、涙が十分にないと、きれいな画像を映すことができなくなってしまうのです。朝は見えたのに、夕方は見づらい、という症状が出ます。

この場合は、深呼吸をしてリラックスして涙を増やしたり、ときどき席を立って体を動かす、休憩時間に目を温める、などのケアをして、ドライアイを予防することが重要です。

ただし、目の不調は病気の前兆のことがあります。若い方なら確率は低いですが、失明につながる病気もあります。40歳になったらぜひ眼科のドックを受けてください。近視の人は目の病気のリスクが高いので、とくに眼科での検診が重要です。

この人に聞きました

坪田一男(つぼた・かずお)
慶應義塾大学医学部教授、慶應義塾大学SFC研究所ヘルスサイエンスラボ代表。1955年東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。ハーバード大学留学、クリニカルフェロー修了。2000年より最先端のアンチエイジング医学を学び、医療界に積極的に導入。現在、日本抗加齢医学会理事長、日本再生医療学会理事、学会誌「アンチエイジング医学」の編集長、南青山アイクリニック手術顧問などを務める。眼科専門医による安全なレーシック(近視手術)の提供・指導も行う。『ごきげんな人は10年長生きできる』(文藝春秋)など著書多数。

[nikkei WOMAN Online 2015年7月1日付記事を再構成]

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