マネー研究所

20代から始めるバラ色老後のデザイン術

夫婦年収の15%ためよう 新婚の好機逃すな 結婚前後のマネープラン(4)

2015/6/23

今月は結婚前後のマネープランについて考えてきました。年収や貯蓄額を情報開示し、家計シェアルールを決めてきたところで、最後に考えたいのは貯蓄目標の共有です。

実は、情報開示もシェアルールの決定も、夫婦で一緒にがんばる貯金の目標を明確にするために必要なプロセスだったのです。

今週は「絶好のため時」である新婚数年間をムダにしないためのお金の貯め方を考えてみます。

■新婚ほやほやのうちにため始めることが重要

共働き夫婦は新婚時代が絶好のため時となる

筆者は既婚者なので、これから結婚する人たちへ実感を込めてアドバイスしますが、「お金のトラブルはどんな愛情も冷めさせる」イベントのひとつです。

共働きカップルはそれぞれの収入で自分の生活をやりくりできることが多いので、別々に出費・やりくりをしていることが多いのですが、貯金というテーマは夫婦が同じ目標を見据えていかないとうまくいきません。

それぞれがマイペースで貯金をしていて(あるいはそんな目標など話し合わずにいて)、5年後に「私はがんばって○万円もためたのに、なぜあなたは貯金ゼロなの?」ということが明らかになると、これはいきなり離婚もありうる大問題に発展します。

ためていなかった方は、「今まで楽しく過ごしていただけなのに、なぜ?」とうろたえることになります。

貯蓄目標は新婚ほやほやのうちに決めておき、スタートさせていくことが、夫婦円満を保つ最後の秘訣なのです(今月はお金が夫婦円満を保つ秘訣だと連呼してますが、それは真実です)。

■こどもが生まれるまでの数年は絶好の「ため時」

結婚してから子どもが生まれるまでの数年は、ぜひお金をしっかりためる大切な時間と考えてみてください。

いわゆる「できちゃった婚」が話題になりますが、近年は25%前後と横ばいとなっています(厚生労働省 「平成22年度 出生に関する統計」)。多くの家庭では結婚後数年してから初めての子どもが生まれることになります(もちろん生まない選択もあれば、もっと時間がかかって誕生することもあります)。

子育てをスタートさせると、何かとお金が必要であることを痛感します。共働きであっても短時間勤務をしたり、残業を控えたりすることで子どもが生まれる前の年収より少なくなることもあります。

夫婦ともにフルタイムで働き、どんどん貯蓄残高を増やしていくチャンスは人生においてほとんどありません。実は、新婚から子どもの誕生までの期間は、「2人の稼ぎでガンガンためる」絶好のためどきなのです。

しかし、なんとなくためるのではなく、目標をはっきりさせてためていくことが必要です。具体的な目標額を夫婦で考えてみましょう。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL