増えすぎた蔵書 バーコードリーダーでらくらく管理
一般に流通している本は、ISBNや雑誌コードと呼ばれる数字がバーコードで記載されている。これをバーコードリーダーで読み込んで蔵書管理サービスに登録する。USB接続のバーコードリーダーは3000円台で入手できる(図1)。
バーコードリーダーは、パソコンにUSBで接続すれば、すぐに使える。ドライバーのインストールは不要で、自動的に「USB入力デバイス」として認識される(図2)。
蔵書管理サービスはいくつかあるが、今回は「ブクログ」を例に紹介しよう。ブクログは、見栄えの良い仮想的な本棚を作れるのが魅力だ。
本を登録するには、検索欄にカーソルを移動し、日本語入力モードを半角にする。本のバーコード部分にバーコードリーダーをかざすと、読み取った数字が自動入力され、該当する本が表示される(図3)。一部の本はバーコードが2つあるが、通常は「978」から始まる上段のバーコードを読み取る。
データは「アマゾン」の情報を参照しており、該当するものがあれば自動的に表示される。ここで「本棚に登録」をクリックすれば、冒頭の図1の本棚に表示される。ほかの本も登録するには、この作業を繰り返す。なお、アマゾンで扱っている音楽CDやDVDビデオなども同様に登録できる。
登録したい冊数が多い場合は、順次バーコードを読み取って一括登録できる機能、「まとめて登録」が便利だ(図4)。登録した本には、カテゴリーや読書の状況などもまとめて適用できるので、それらが共通した本を登録すると効率的だ
なお、無料会員の本棚は公開状態になる。非公開にするには、月額477円(税別)の有料会員になる必要がある。
(日経PC21 五十嵐俊輔、江口悦弘)
(日経PC21 2015年7月号の記事を基に再構成)
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