暗号化、超小型、スマホ対応… 一芸USBメモリー
アイ・オー・データ機器の「ED-HB」は、データを暗号化して保護する機能を備える。暗号化を解除するための、パスワード入力用のボタンを設けているのがユニークだ(図1)。
書き込まれるデータは自動的に暗号化される。容量は4ギガ/8ギガ/16ギガバイトの3種類。パスワードは7~15桁で登録する。パソコンと接続する前にロックを解除して使う。解除前にパソコンに接続しても認識されない。
サンディスクの「エクストリームUSB3.0フラッシュメモリー」は、読み出し最大毎秒245メガバイトの高速タイプのUSBメモリーだ。実際に検証したところ、一般的な製品より圧倒的に速かった。特に、順次の読み出しは公称値通りの速さを示した。また、他製品では遅いランダム書き込みの速さが際立つ(図2)[注1]。
バッファローの「RUF3-PS」は、指先大の超小型タイプ。装着時の出っ張りは約5ミリで、付けっぱなしでも邪魔にならない。頻繁に持ち運ぶノートパソコンにぴったりだ(図3)。
スマートフォン(スマホ)やタブレットでも利用できるタイプもある。アイ・オー・データ機器の「iSafeFile」は、iOS端末用のライトニング端子を備える。容量は32ギガ/64ギガ/128ギガバイトの3種類。端子は中央の突起をスライドして切り替える。ファイルの管理には専用アプリ「iSafeFile」を使う(図4)。
ソニーの「ポケットビット USM-SA1」は、アンドロイドやウィンドウズ用にマイクロUSB端子を搭載(図5)。上部にマイクロUSB、下部にパソコンと接続するためのタイプAの端子を備える。容量は8ギガ/16ギガ/32ギガ/64ギガバイト。アンドロイド端末では、ファイル管理アプリを使う。
(日経PC21 五十嵐俊輔)
(日経PC21 2015年7月号の記事を基に再構成)
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