領収書、副業、通帳…マネー達人、ここだけの話第26回 読まれた記事ランキング

マネー達人の公認会計士・税理士の山田真哉さんに旬のマネートピックについて聞くコラム。2014年3月に連載を始め、1年超がたちました。今回は、この1年間で最も読まれた記事のランキングをご紹介します。
領収書の「上様」は大丈夫?

山田さんはクライアントの個人事業主からよく、「領収書ではなく、レシートだと経費には認められないんですよね?」と聞かれるそうです。答えは「レシートでも大丈夫」。

消費税が導入されてから、レシートには最低でも「店の名前」「日付」「費目」「価格」の4つの項目が入っていなければいけないことになりました。つまり、いまのレシートは細かい費目が記載されない領収書よりも、はるかに情報量が多い書類なのです。

それを逆手にとって、あえてレシートではなく、領収書でもらいたいという人もいるようです。事業に使う費用なのか、プライベートな買い物なのか、そこをグレーにしたい人は、領収書で「お品代」などとまとめてもらったほうが都合がいいというわけです。

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《山田さんのコメント》

買い物をしたときにもらうレシートをその場で捨てる人、多いですよね。そのため、店には「不要なレシートはこちらへ」という箱が置いてあるぐらいです。僕は、これは2つの意味でよくないと考えています。

まず、「ずぼらでもOK 残高家計簿で貯蓄体質に」でお話ししたように、貯蓄体質になろうと思ったら、自分の支出の内訳をレシートで把握する必要があるからです。支出が収入を上回ったにもかかわらず、その原因がわからないとなると、ずるずるとマイナス収支を続けてしまう可能性があります。そのためには、せめて、1カ月分ぐらいは手元にレシートを保管しておくことをお勧めします。

2つ目は、お店で「レシート箱」からレシートを盗んでいく人がいるという問題です。自営業者にとってレシートは「金券」です。自分が支払っていないものまで、レシートさえあれば、経費として計上できるのです。結果的に、納税額は少なくなりますから、国家的な損失になります。レシート箱にレシートを放置するのはよくない!と強く訴えたいですね。

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