機器の接続には要工夫

図4 本体の背面。周辺機器を接続できるUSB端子は2つのみになる。映像出力はHDMIとアナログRGBの2系統ある

本体サイズの制約があるため、インターフェースの数は少ない(図4)。特にUSB端子は2つしかない。1つをキーボードとマウスで共有したとしても残りは1つ。本機の内蔵ストレージ容量は小さいので、通常は外付けHDDを増設することになるだろう(図5)。2台以上のUSB機器をつなぐ場合は、USBハブを追加するなどして工面する必要がある。

周辺機器を接続するUSB端子とは別に、給電用のMicro-USB端子も備える。付属のACアダプターをつなぐのだが、2A程度の高出力なモバイルバッテリーも利用可能だ(図6)。停電などの緊急時に役立つ。

[左]図5 USB端子に外付けHDDをつなげば、内蔵ストレージの容量不足をカバーできる [右]図6 ACアダプターの代わりに高出力なモバイルバッテリーをつなぐことも可能だ(写真のモバイルバッテリーはアンカー・ジャパンの「Astro E3 第2世代」)

一方、映像出力はHDMI端子とアナログRGB端子の2系統を備える。ディスプレーに接続して単なる省スペースなパソコンとして運用するのもよいが、HDMIテレビにつないで音楽や写真などを再生するメディアサーバーとして使う手もある(図7)。アナログRGBを備えたディスプレーも別途用意できれば、2画面同時出力にして広いデスクトップで作業できるようになる(図8)。

[左]図7 HDMI端子のあるテレビにつなげばリビングパソコンに変身する [右]図8 2画面同時出力も可能だ(写真右のディスプレーはテックウインドの「On-Lap 1002」)

【ベアボーン】 パーツ選択が醍醐味、“自分仕様”で作る

米インテルは、「ベアボーン」(半完成品の状態で販売されているパソコン)タイプの超小型パソコンの先駆けともいえる存在だ。2012年に最初の製品を発表して以降、次々に製品を投入している。現行モデルである「DN2820FYKH」は第2世代に該当する。

インテルの超小型パソコンは、同社が「NUC」(ナック)と呼ぶフォームファクターに準拠する(図9)。

図9 NUCフォームファクターに対応する。基板サイズは約10cm四方
次のページ
メモリーの種類に注意
MONO TRENDY連載記事一覧