MONO TRENDY

デジモノNAVI

手軽さか、自分仕様のこだわりか 超小型PCの選択肢 超小型PC最新活用術(2)

2015/4/6

日経パソコン

2万円前後から買える“手のひら”サイズのデスクトップパソコンが流行の兆しを見せている。こうした「超小型パソコン」が持つメリットからその活用法までを解説する本連載。2回目は、「完成品」「ベアボーン」「スティック型」といった複数のタイプがある超小型のWindowsパソコンを紹介する。

【完成品タイプ】 すぐに使えて場所取らず

現在、超小型パソコンの代名詞といえる製品が、リンクスインターナショナルが2014年8月に発売した「LIVA」シリーズだ。本体の容積は0.4Lで豆腐1丁ほど。手のひらに載せても収まるサイズと、約2万円弱という価格設定が話題を呼んでいる。ただ、当初はOS(基本ソフト)が付属しないベアボーンタイプしかなく、本体の組み立てやOSの組み込みなどの作業が必要で、一般的なユーザーにとってはハードルがやや高かった。

2014年12月6日に登場した新モデルでは、Windows 8.1 with Bingを搭載。本体組み立て済みの完成品タイプとなった(図1)。

図1 OSはWin dows 8.1 with Bingを標準で搭載する

キーボードやマウスを別途用意し、ディスプレーにつなぐだけで即座に使える。本体内部には、無線LAN機能とBluetooth(ブルートゥース)機能を兼ねたM.2対応カードも装着している(図2)。なお、LIVAのM.2スロットは専用仕様のため、市販されている各種のM.2対応カードを利用することはできないとしている。

図2 無線LAN機能とBluetooth機能を兼ねたM.2対応カードが装着済みだ(左)。CPUは基板に直接はんだ付けされている(右)

■ネット利用なら十分な性能

LIVAの基本仕様は、CPUが米インテルのCeleron N2807(1.58GHz)、メモリー容量が2GB、内蔵ストレージが64GB(32GBの下位モデルもある)となる。一般的なデスクトップパソコンと比べると物足りなさは否めないが、超小型パソコンで想定されるようなWebブラウジングやサーバーといった用途であれば十分だ。また、CPUの冷却機構はヒートシンクのみ。冷却ファンによる動作音が一切ないのも利点である。

本体は軽い。重さの実測値は本体のみで185g、ACアダプターを含めても320g(図3)。キーボードやマウスをモバイル用にすれば、タブレット並みの重さ(600g程度)に収まる。本体を外出先などに持ち出して使える許容範囲内だ。

図3 重さを計測したところ本体のみで185g、付属のACアダプターを含めても320gと軽い

MONO TRENDY 新着記事

MONO TRENDY 注目トピックス
日経クロストレンド
個店開拓の領域 QR決済事業者は3陣営に収れん?
日経クロストレンド
KDDI社長が先読み 5G時代はリカーリングが全盛
日経クロストレンド
コンビニを侵食 ドラッグストアは「小売りの王者」
日経クロストレンド
楽天OBがアットコスメでバカ売れ施策 その内容とは
ALL CHANNEL