2万~3万円の安さも魅力、続々登場「手のひら大」PC超小型PC最新活用術(1)

日経パソコン

2万円前後から買える“手のひら”サイズのデスクトップパソコンが流行の兆しを見せている。こうした「超小型パソコン」が持つメリットからその活用法までを3回に分けて解説する。

ここ1年で、パソコンの新たなカテゴリーとして話題を呼んでいるのが超小型のパソコン(以下、超小型パソコン)だ。リンクスインターナショナルの「LIVA」シリーズやマウスコンピューターの「m-Stickシリーズ MS-NH1」など、新製品が次々に登場している(図1)。

図1 ここ1年で、従来の省スペースデスクトップよりも小さい超小型パソコンが相次いで登場している。左はリンクスインターナショナルの「LIVA」シリーズ、右はマウスコンピューターの「m-Stickシリーズ MS-NH1」

その魅力は、本体のコンパクトさに尽きる。超小型パソコンの明確な定義はないが、一般的には本体サイズが約10cm四方、あるいはそれ以下のパソコンを指す。A4判ノートに比べて半分以下のサイズだ(図2)。

図2 超小型パソコンの本体サイズは、A4判ノートとほぼ同等である日経パソコン誌の3分の1から4分の1程度

価格も安い。通常のデスクトップパソコンは5万円以上が相場なのに対し、超小型パソコンは2万円から3万円程度と手を出しやすい。

200gを切る製品も登場

超小型パソコンの特徴を端的に表現すれば、“安くて使い勝手の良いパソコン”といえる(図3)。

図3 超小型パソコンは、一般的な店頭売りデスクトップパソコンに比べてサイズや消費電力に強みがある。その一方で性能や拡張性、手軽さの面で劣る

最大の利点は、場所を選ばずに使えること(図4)。ディスプレーの脇に置いても存在感は小さい。一部の製品は200gを切る本体重量を実現している。こうした製品であれば、タブレット型端末のように携帯することも可能だ。

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