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訪日外国人の不満1位 「公衆無線LAN後進国」脱却へ

2015/3/24

日経トレンディ

駅や商業施設、観光地などで無料の公衆無線LANサービスを提供する動きが全国的に広がっている。背景にあるのは、訪日外国人旅行者から寄せられている不満の声だ。

街中には大手キャリアが設置した無線LANスポットがあふれているが、契約していない外国人はそれらを利用することができず、観光中のネット接続が不便だ。観光庁の調査でも、外国人が日本で旅行中に困ったことの1位に「無料の公衆無線LAN環境」が挙がっている。そこで、成長戦略の一つに「観光立国」を掲げる日本として、官民挙げて無料の無線LAN環境の整備が始まり、最近になってその成果が出始めているのだ。

訪日客の利便性向上を目的として、駅や観光地などで無料の公衆無線LANスポットが増加している。実はそれらの多くは日本人も利用でき、格安スマホのデータ通信量の削減には打ってつけだ。また、コンビニやカフェなどで定着しつつある無料の無線LANスポットも活用したい

■格安スマホユーザーにも朗報

訪日客向けサービスとはいえ、実はその大半は日本人も利用可能だ。外国人同様、大手キャリアの無線LANサービスが使えない格安スマートフォン(スマホ)の利用者がこれを逃す手はない。格安スマホの通信制限や速度制限を気にして、出先での大容量データ通信を我慢していたユーザーも、無料の無線LANが利用できれば、動画の視聴やアプリのダウンロードなどを快適に行えるようになる(一部は利用に制約あり)。

無料で利用できる代表的な公衆無線LANサービスを下の表にまとめた。多くのサービスではアクセスポイントに接続後、ウェブブラウザーを開くと利用規約が表示されるので、メールアドレスなどを入力してログインすると、一定時間インターネットが使えるようになる。

大半はスマホ以外にパソコンなどでもデータ通信が可能。ただ、表にあるサービスのうち小田急電鉄とLAWSON Wi-Fiは、スマホ向けの専用アプリからログインする仕様のため、アプリが用意されていないパソコンや携帯ゲーム機はサービス対象外となっている。

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