2種類の料理を同時に調理、技ありホットプレート

日経トレンディ

ふたを閉じて使えばピザの両面が香ばしく焼き上がり、2つのプレートを別々に使えば焼き肉と焼きそばなど異なる味付けの料理を同時に作れる──。そんなありそうでなかったアイデア商品が、ニトリのプライベートブランド家電「ダブルホットプレート AN3213」だ。

実はこれ、もともとはピザメーカーとして開発されたが、ニトリはサブプレート(上側)でも調理可能な点に着目した。上ぶたを180度開いた際に安定するよう改良を加え、メーンプレートは800W、サブは500Wに火力を最適化。多彩な同時調理ができるメリットを新たに打ち出した。

2つのプレートは直径29cmとやや小ぶりで、夫婦2人など小所帯向きのサイズ。火力が弱めのサブプレートは、メーンで焼き肉をしているときに野菜をじっくり焼いたり、焦げ付きそうな肉を移したりと、便利に使い分けられる。お好み焼きを作った際は、メーンプレートで出来上がったお好み焼きをサブに移して保温しながら食べつつ、次の1枚をメインで焼き始めるなど、テンポよく食事ができた。また、サブプレートでホットケーキを焼くと、表面が焦げ付かず、きれいに仕上がった。

上ぶたを開けて、メーンプレートだけを使って調理することも可能。ニトリは上ぶたが倒れないよう固定角度を調整

上ぶたを閉じた状態では、両面焼きモードでピザやスペイン風オムレツ、サブプレートの電源を切ったモードでギョーザやポップコーンなどを手軽に作れる。上ぶたを閉じると約3cmの深さになるので、メーンプレートに少し水を張れば蒸し料理もこなせる。「サブプレートは一定温度だが、メーンプレートは最高約210度まで温度調節が可能。例えば上ぶたを閉じてパエリアを作る際、メーンプレートの調節次第で好みのおこげを作れる」(ニトリ)という。

低価格モデルだけに細かい点で改善の余地もあった。例えばメーンプレートの温度調節は、目盛りが5段階の数字表記なので温度が直感的にわかりづらく、多少慣れが必要。また、プレートの汚れはキッチンペーパーで簡単に拭き取れるものの、取り外して水洗いはできない。とはいえ、2つのプレートを駆使してさまざまな料理を楽しめる点は、他にない魅力だ。

上:ピザは表面のチーズがこんがり焼けて、生地もサクサク。右上:プレートの汚れは、少量の水を付けたキッチンペーパーで拭き取る。右:右側のつまみがタイマー、左側がメーンプレートの温度調節用

(日経トレンディ編集部)

[日経トレンディ 2015年4月号の記事を基に再構成]

[参考]日経トレンディ2015年4月号(3月4日発売)の巻頭特集は「無印良品・IKEA・ニトリを使い倒す!」。今や日本の消費生活に欠かせない存在となった、3大人気ブランドについて、得する買い方や意外な“裏ワザ”を紹介する。そのほか、ビジネスパーソン必読の「TOEIC 200点アップ大作戦」や、「発掘!“技あり”文房具」「4Kテレビは買い時か!?」などを掲載。

日経TRENDY(トレンディ)2015年4月号〔雑誌〕

編集:日経トレンディ
出版:日経BP社
価格:590円(税込み)