MONO TRENDY

デジモノNAVI

続々登場「3万円ノート」 11.6型液晶で性能も十分

2015/2/2

日経PC21

かつて一世を風靡した「ネットブック」をほうふつとさせる、実売3万円台の格安ノートパソコンが続々と登場している。これらは米国で、2014年9月ごろから300ドル程度で販売されていた製品。国内でも同年12月に、日本ヒューレット・パッカードとASUSが販売を開始した(図1)。

図1 米国では300ドル前後で販売されている格安パソコン。国内でも日本ヒューレット・パッカードやASUSなど、海外メーカーが販売を始めている。また米国では、東芝が360度回転する液晶を搭載した「Satellite Radius 11」を349.99ドルで販売するなど、ほかのメーカーも追従している

格安ながらも、以前のネットブックのように「安かろう悪かろう」の製品ではない。搭載するCPU(中央処理装置)や液晶サイズは売れ筋の8型タブレットと同等以上。ウィンドウズ8.1はタブレットでも軽快に動くように設計されている。ウェブやメールなどの作業なら、問題なくこなせる性能だ(図2)。

図2 基本性能は一長一短。液晶は、8型よりひと回り大きい11.6型を多くの機種が搭載する。ただし、メモリーは8型タブレット並みの2ギガ。ストレージも32~64ギガ程度と少ない。大量のデータを保存するには、別売のSDカードを挿すか、オンラインストレージを使うことになる。マイクロソフトのオフィスも付属しない

一方で、工夫を必要とするのがファイル管理。ストレージ容量が32ギガ程度と少ないため、大量のファイルの保管には不向きだ。SDカードをストレージ代わりに使うか、無料で使える100~600ギガのクラウドストレージを、うまく活用する必要がある。

このほか、HDMI入力端子に挿して使うスティック型の2万円パソコンも登場している(図3)。ひと回り大きなUSBメモリーというような形状で、パソコンの画面を映す手軽な方法として注目を集めそうだ。

図3 液晶ディスプレイやテレビのHDMI端子(入力)に挿して使うスティック型。左図の「m-Stick MS-NH1」は、CPUがアトムZ3735Fでメモリー2ギガ、ストレージは32ギガとタブレット並みの性能となる

(ライター 原如宏)

(日経PC21 2015年3月号の記事を基に再構成)

MONO TRENDY 新着記事

MONO TRENDY 注目トピックス
日経クロストレンド
PayPay100億円キャンペーン 劣勢を示していたデータ
日経クロストレンド
「予算達成はどうでもいい」 一休社長“極論”の理由
日経クロストレンド
世界初の完全栄養ラーメン、パン… 食の革新が進む
日経クロストレンド
キャッシュレスの先進県は?47都道府県ランキング
ALL CHANNEL