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肉の重さは2倍以上 かつや、から揚げ専門店に進出

2015/2/7

日経トレンディネット

とんかつ専門店「かつや」を運営するアークランドサービスは2014年12月19日、鶏のから揚げ専門店「からやま」1号店を相模原市にオープンした。同店は人気から揚げ専門店「伝説のからあげ! からあげ縁-YUKARI-」(以下、からあげ縁)を運営するBAN FAMILYとのコラボレーションによるもの。「から揚げは日本人の好きなものランキングで常に上位に入る国民食。豚肉メーンのかつやに加え、鶏肉メーンの主力業態を作るのも狙い」(アークランドサービス)という。テークアウト業態がメーンのからあげ縁に対し、イートインを軸に展開する。

「からやま」1号店は国道16号線沿いのロードサイド店。最寄りはJR淵野辺駅(住所:神奈川県相模原市中央区高根1-6-8、営業時間:10時半~23時半/ラストオーダーは23時)
席数は38。カウンター24席とテーブル14席

■肉のボリュームで割高感を解消、さらにデカ盛りメニューも

かつやの売りといえば、なんといっても安さだろう。だが、からやまのメーンとなる「からやま定食(竹)」は税込み745円と、かつやの定番「ロースかつ定食」と同価格。とんかつなら値ごろ感があるが、鶏のから揚げだと割高な感じすら受ける。

しかし、定食が目の前に出てくると、ボリューム感の違いに驚かされた。からやま定食(竹)は肉だけで50グラム程度という大きなから揚げが5個も皿に載っており、肉の総重量は250グラムと、かつやのロースかつ定食(120グラム)の2倍以上もあるのだ。

これが「からやま定食(竹)」(税込み745円)。“キャベツタワー”の周囲を大きめのから揚げ5個が囲む。から揚げのほかキャベツ、ご飯と味噌汁が付く
たれはゴマニンニク風味の「極ダレ」とフルーツ果汁の酸味を利かせた「塩極ダレ」、季節限定の「替わりダレ」(取材時は甘酢のようなたれだった)の3種類。今後は種類を増やしていくという

食べてみると、衣はカリっとしているのに対し、肉はかむと汁が飛び出すほどジューシー。味付けはニンニクを使っておらずさっぱりしているので、スイスイと食べられる。

定食にたれが付いてくるのもポイント。3種類あるので、これだけのボリュームでも飽きずに完食できた。

大きなから揚げを5個も食べられないという人には、「鉄板極ダレ定食」(745円)がお薦め。から揚げ4個にからあげ縁の「極ダレ」をかけ、熱々の鉄板にのせたもの。スパゲティも添えられていて、洋食店の定食というイメージだ。

一方、胃袋の限界に挑戦したいなら、から揚げが20個盛られた「デカ盛りからやま定食」(税込み2149円)もある。

「鉄板極ダレ定食」(745円)は洋食店のイメージ。から揚げが4個のっているが、たれがかかっていて見えない
から揚げが20個盛られた「デカ盛りからやま定食」(税込み2149円)

■5年間で100店舗以上の出店を目指す

から揚げを国民食だと考えれば、まさに「ありそうでなかった」専門店だ。ただ、から揚げしかないので毎日のように通うのは難しいだろう。「かつやと同様、2週間に1回程度のリピートを想定している」(アークランドサービス)とのこと。

現状はまる1日かかる肉の解凍から、たれへの漬け込み、粉付けまで、全部で2日程度かかる工程を店内で行っている。かつやの運営ノウハウが発揮されるのはこれからだろう。今後は東京・新橋の2号店に続き、5年間で100店舗以上の出店を目指すという。

テーブルには漬け物とイカの塩辛が置かれていた
レジ横にはテイクアウトコーナーも。テイクアウト限定でからあげ縁の定番「ジューシーもも丸」を販売

(日経トレンディネット 山下奉仁)

[日経トレンディネット 2015年1月5日付の記事を基に再構成]

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