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目覚まし時計は「足元」に 朝3時起きママの秘策

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日経DUAL
2人の息子のママであり、カリスマ転職エージェントでもある、リクルートエグゼクティブエージェント・エグゼクティブコンサルタントの森本千賀子さん。毎朝3時に起床して家事や仕事をする"アサカツ・ママ"森本さんに、具体的にどのような時間を過ごしているのか、スケジュールや、早起きのコツを教えてもらいました。

早朝は家事や仕事がはかどる"マジック・アワー"

私は毎朝3時を目標に起床しています。夜、家で過ごす時間は100%ママ業に徹し、仕事は一切しません。22時から22時30分には子どもと一緒に就寝。睡眠を5時間取ることを前提に計算して、就寝から5時間後の朝3~4時ごろに起き、家事や仕事をするのが日課となっています。「具体的にどんなスケジュールで動いているの?」と聞かれることが多いので、朝時間をどう使っているかをお話しします。

【私のアサカツ時間割】

・3時~4時: 家事に集中

朝3時に起きると、まず最初の30分くらいを家事タイムに当てています。主にやることは、部屋の片付け。前日の夜に、洗濯物を全自動洗濯乾燥機にかけておくので、朝は乾燥まで終わった洗濯物を取り出して畳み、クローゼットにしまいます。アイロン掛けもします。

同様に、前日の夕食の食器が自動食器洗い機の中で洗い上がっていますので、それを食器棚に収納。このほか、各部屋で出しっぱなし&置きっぱなしになっているものをさっと片付けます。時間があれば、夕食の材料の下ごしらえをすることもあります。

それから、長男(小5)の学校の連絡ノートに目を通し、その日の持ち物を確認。ランドセルをのぞいて用意がちゃんとできているかどうかをチェックします。

・4時~6時45分: 仕事

それから2時間、うまくいけば3時間近く仕事ができます。この時間にメールの確認や返信、企画書作成、講演の資料作成などを行います。この時間帯はジャマが入らず、一人で集中できるので特に「考える」仕事がはかどります。

たまった新聞に目を通したり、仕事に関連する本(その日に会う人の著書など)を読んだりすることもあります。おなかが空いたらチョコレートやクッキーを一口。

・6時45分~8時30分: 子どもの世話・身支度

7時ごろに長男が起きてくるので、6時45分には仕事の手を止め、朝食を作ります。長男と一緒に朝食を取り、学校へ送り出したら、7時40分に次男(5歳)を起こします。着替えをさせて、8時から朝食。次男が朝食を食べている間に自分の着替えとメイクを10~15分で済ませます。私は洋服選びに時間をかけません。ウオークインクローゼットの中に、スーツ、ジャケット、スカート、パンツ、ワンピースなどを種類ごとに並べているのでゴソゴソ探すこともなく、パパッと取って組み合わせるだけで身支度完了です。

・8時30分~: 次男を保育園に送り、出社

8時30分~9時の間に次男を保育園に送ってから会社へ。9時30分に出社しています。

「じっくり考える仕事」は朝のうちに済ませているので、日中の勤務時間中は「人と会って話をする」ことにめいっぱい時間を使っています。

………………………………………………………………………………

「早起き」を習慣づけるには自分なりの工夫が必要

今でこそ「朝3時起き」の習慣が身に付きましたが、正直なところ、最初はつらかったんです。そこで、ちゃんと起きられるように、色々と工夫をしてきました。少しご紹介しますね。

1. 目覚まし時計は「足元」に置く

3時起きを始めた当初は、目覚まし時計を5つセット。1つは3時にセットし、残りは5~10分ごとに音が鳴るようにセットしました。慣れた今では、目覚ましは1つに減りました。10分置きにスヌーズを設定し、2回目に鳴ったときに起きるクセがついています。

目覚まし時計を置く場所は足元です。枕元にあると止めてまた寝てしまうので、起き上がらなければ止められない位置に置いています。ちなみに、目覚まし音は電子音やベルではなく、「起きよう」「今日もがんばろう」などの掛け声で起こしてくれるものを使っています。

2. 「ご褒美」を用意しておく

「起きたご褒美」として、大好きな食べ物を用意しておくのも効果的。私の場合は、フルーツやヨーグルトが好きで、ヨーグルトは色々な味を用意してあります。大好きなチョコレートやクッキーを買っておくことも。

就寝時に「明日、起きたらあれを食べよう」と楽しみにしながら眠りにつき、朝目覚ましが鳴ったらそれを思い出すのです。食いしん坊には効果てきめんの方法です。

3. 連続ドラマを録画しておく

一時期、録画しておいたドラマを朝に見ながら家事をするようにしていたこともありました。「あのドラマの続きが気になる。見たい」と思うことで、早く起きられました。

4. 目を覚ましたら、とにかく体を動かす

「まだ眠い…」と思っても、取りあえず体を動かしてみると脳が刺激され、ちゃんと起きられるものです。私も最初のころには、這ってでもベッドから出るようにして、そのままバスルームへ。熱めのお湯でシャワーを浴びると、シャキッとすることができました。それを繰り返すうちに体が慣れて、今ではスムーズに起きられるようになっています。

5. 睡眠の質を高める

心地よく眠ることができれば、睡眠時間が短くてもスッキリと目覚めることができます。ですから、私は寝具にはこだわって、自分に合うものを選んでいます。マットレスも枕も、様々なタイプの高機能商品が出ていますので、皆さんもショールームなどで試してみてはいかがでしょうか。

また、お薦めなのが"空気清浄器"。高性能のものだとマイナスイオンが出たりします。ベッドルームの空気が変わったせいか、私の場合、睡眠の質が上がったように感じています。

最も大事なのは「目的意識を持つ」こと

以上、朝早く起きるための小ワザをご紹介しましたが、大前提として大切なのは「目的意識を持つ」ことだと思います。それも「早く起きてこの仕事を片付けよう。この資料を読んでおこう」といった目先の目的ではなく、大きな目標を意識するのです。人生において、自分がどんな目標を達成したいのか。どんな自分になりたいのか。それを明確にイメージすることで、「今日一日の時間をどう使うべきか」まで意識することができます。そうすれば「寝てなんていられない」と自然にモチベーションが上がるのではないでしょうか。

ちなみに、自分はちゃんと起きることができても、子どもがなかなか起きてくれないと、起こす作業だけで時間のロスとなってしまいますよね。わが家では、「この時間に起きてほしい」という30分前にカーテンを開けておきます。窓から差し込む自然光の刺激によってだんだんと覚醒。子どもにとって「無理やり起こされた」ではなく、「自分で自然に目が覚めた」という感じに持っていけるのがベストです。

森本千賀子
リクルートエグゼクティブエージェント・エグゼクティブコンサルタント。1993年、現リクルートキャリアに入社。1年目から営業トップセールスウーマンとして社内外で有名な転職エージェントに。2010年4月、リクルートエグゼクティブエージェント参画。2012年7月にNHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演。著書に『No.1営業ウーマンの「朝3時起き」でトリプルハッピーに生きる本』『本気になれば人生が変わる! HONKI SWITCH ON』『メンターBOOKS 女性管理職のFAQ』『1000人の経営者に信頼される人の仕事の習慣』『本気の転職パーフェクトガイド―トップコンサルタントが教える』、最新刊『後悔しない社会人1年目の働き方』などがある。

(ライター 青木典子)

[日経DUAL2014年11月14日付の掲載記事を基に再構成]

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