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ネットだけで稼ぐ「自給自足クリエーター」が急増中

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ケータイ小説から作家、ニコ動・ボカロから作曲家など、これまでもエンタテインメント界に新しい才能を送り出してきたネットの世界。2014年は自作を発表できる媒体がさらに広がり、頭角を現すクリエイターのジャンルやスタイルが多岐にわたった年だった。

例えば、LINEが2014年5月に始めた、誰でも作ることが可能な「クリエイターズスタンプ」で注目されたのが、森もり子。累計19万ダウンロードの大ヒットスタンプ「もっと私にかまってよ!」が出版社の目に留まり、コミックエッセー『返事をくれない彼氏を追い込んでます。』が同年11月に出版された。

twitter(ツイッター)ではマンガが注目。やばいちゃんが描いた、お寿司が主人公の4コママンガ『おしゅしだよ』が単行本として2014年4月に発売。田中光の『サラリーマン山崎シゲル』も人気を集め、単行本は10万部を超えている。

秋口から大量のテレビCMや東京・渋谷の巨大看板などで話題を集めたのはYouTuberだ。ビートボックスの動画で人気に火がついたHIKAKINや、商品のレビューをユニークな動画で紹介する瀬戸弘司などは、企業からPRやCMのオファーを受けるなど活躍の場を広げ続けている。

いずれもその才能を、既存のメディアで紹介されて認知度が広がった彼ら。だが、こうした2014年型クリエイターは、実はネットだけでビジネスが成立していることも特徴だ。

環境が創作活動を後押し

例えば、LINEのクリエイターズスタンプの場合は、1セット(100円)売れるごとに約半分が作者の取り分となる(2015年2月1日以降申請分から約35%)。開始4カ月の時点で、上位10名の平均売り上げは2000万円を超えたと発表された。またYouTubeでは、再生回数に応じて広告収入が入る仕組みのため、上位のYouTuberの収入は千万円単位になるとも言われている。

しかも「昔に比べると現在は、簡単にクリエイターとして活躍できる環境が整ってきている」とGoogle JapanのYouTubeパートナー・オペレーションズ 北東アジアマネジャー舩越(ふなこし)貴之氏は言う。YouTubeは特にそれが顕著で、約2年前にオープンした「YouTube Space Tokyo」ではスタジオやパソコンなどをYouTuberのために無料で開放。ネット上でも「クリエイターハンドブック」という動画編集や編成のテクニックをまとめたものを公開している。

創作活動を支援する企業も増加。HIKAKINも所属する「uuum」のような、YouTuber専門のマネジメント会社や、料理などの特定のジャンルに特化したスタジオを貸し出したり、撮影スタッフや機材がレンタルできるサービスなども生まれている。

では、ネットでヒットを生むにはどんな資質が求められるのか。クオリティーの高い作品を作る能力は当然だが、さらに「大切なのはコツコツと続けることと、ファンとコミュニケーションを取りながら一緒に成長すること」(舩越氏)だという。例えばHIKAKINも、毎日決まった時刻に動画を公開することで視聴者に見る習慣を促したり、ファンからのコメントに応えた作品を作ったりすることも多い。

宣伝力も重要だ。敷居の低さからクリエイターの数が多いネットの世界で自作を広めるには、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを積極的に使った告知は、必須のものとなっている。

(ライター 中桐基善)

[日経エンタテインメント! 2015年1月号の記事を基に再構成]

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