最新研究で判明 「筋トレ」は若い体の源筋トレ最前線(1)

日経ヘルス

運動が心身の健康維持に必須であることはすでに常識だ。近年はその種類に関しても研究が進展。筋トレならではの効果が明らかに。「体」の若返り効果、生活習慣病の改善効果に加え、これまで有酸素運動の独壇場だった「心」すなわち「脳」の領域での効果も分かってきた。この記事では、筋トレの3大効果を2回に渡って紹介する。1回目は体が若返る効果を取り上げる。
【効果1】 体が若返る
筋肉と骨を増やし、体脂肪減少 代謝のいい体をつくる

筋トレはまず筋力を増強し、継続することで筋肉量も増やす。一方、体脂肪は減らし、若い体をつくる。

49~62歳の女性を対象にした研究では、5種類のウエートトレーニングを10RM(10回持ち上げることができる最大重量)の80%で週3日、8週間続けた結果、筋力が増強した。

背景にあるのが筋トレ中に起こるホルモン分泌の増加だ。筋トレ開始後15~30分で成長ホルモン、IGF-1など、たんぱく合成を促す同化ホルモンが増加することが分かっている。

近年はさらに性ホルモンの原料となる副腎皮質ホルモンDHEAが増えることも分かった。

これらの影響で、筋肉の最少単位である筋線維の増殖と肥大が促進されると考えられている。

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