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医師880人に聞く 自ら実践する二日酔い対策 市販薬も活用、やはり水分補給

2014/12/15

■医師も頼る「ウコン」、「五苓散料」が思わぬ人気

さて、先でも触れたように、12%の医師が二日酔い予防に市販薬などを活用しているとの結果が出ているが、具体的にどんな市販薬、健康食品を活用しているのだろうか。1位は「ウコンの力」などのウコンが入った飲料で49人。2位が「へパリーゼ」ブランドの市販薬と漢方薬の「五苓散料」で、ともに8人であった。このほかには「ハイチオールC」「ソルマック」「大正漢方胃腸薬」「H2ブロッカー」などが数票ずつ獲得していた。

酒飲みの医師の間でも、ウコンの人気は圧倒的に高い一方、一般人があまり選びそうもない「五苓散料」が上位に入っているのが興味深い。なお、同じ漢方系市販薬では「黄連解毒湯」を4人が選んでいた。二日酔いに効くとされる主な市販薬、飲料については表1を参照されたい。

■「水分」こそが「二日酔いの万能薬」

では実際に二日酔いの朝を迎えた医師は、どんな対策を取っているか。その結果が図3だ。「水分を摂取する」が56%でダントツ。「市販薬やサプリ、ドリンク剤などを飲む」と「風呂に入る」が8%ずつだ。この連載でも解説してきたように、「水分」こそが「二日酔いの万能薬」であることが、今回の調査結果からもわかる。

最後に、医師が二日酔いの時に飲む「市販薬やサプリ、ドリンク剤」の内容も見ておこう。回答数の多いものから順に「ポカリスエット、アクエリアス、OS-1などの飲料水」が27人、「ウコンの力」などのウコン入り飲料が8人、「五苓散料」が7人、「黄連解毒湯」が2人であった。

このほか、医療機関で処方される消化性潰瘍の薬、PPI(プロトンポンプインヒビター、商品は「タケプロン」「パリエット」ほか)を挙げた医師が5人いた。以上の結果からも水分補給の重要性がわかるが、同時に「五苓散料」の医師の間での隠れた人気もうかがえる。

「医師も人の子」。医師だからできる特殊な二日酔い対策などなく、普通の人々と同じように、地道にお酒と闘っているのでした。

(文:千田敏之=日経BP社医療局編集委員)

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