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10年で400万円減 細る退職金、調査にみる運用の肝

2015/2/12

日経マネー

誰もが気になる退職金。「いくらもらえるのか」「何に使っているのか」など、退職金の基礎が分かるデータを一挙公開する。一番人気の投資先は日本株、消費は旅行。とはいえ、退職金は10年前に比べ大きく減少している。今後は殖やしながら使う工夫が必要だ。

明るい話ではないが、まず知るべきは退職金は右肩下がりという事実だ。大学卒の平均退職金は2003年の2612万円から13年の2156万円へと、10年間で実に400万円以上も減っている。以前は職場の先輩が退職金で悠々自適に過ごす姿が見られたかもしれないが、これから受け取る人は従来以上に「殖やしながら使う」を意識しなければならない。

注:勤続年数35年以上 出所:厚生労働省『就労条件総合調査』

次に「退職金で投資した金融商品」を見てみよう。唯一5割を超えているのが日本株。日本在住なら無理はないが、投資家が自国資産を多めに持ちたがる「ホームバイアス」が過度に働くと、分散投資の観点からは好ましくない。ポートフォリオが日本株のみにならないように注意したい。

出所:フィデリティ投信『退職金8000人アンケート』(2011年)

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