マネー研究所

日経マネー 特集セレクト

55歳で早期リタイア 資産半減も「想定内」

2015/2/4

日経マネー

リタイア後の生活がどういうものかは先達の話を聞くのが一番。55歳で早期退職した団塊世代の元サラリーマンと、ギネスブックにも認定された92歳の世界最高齢パイロットの2人に聞いた。

【早期退職】 退職金は100万円単位で分割運用

かまくらリタイヤライフ (http://www.tt.em-net.ne.jp/~soy7686) 自らの体験を綴ると同時に、定年世代に有益な情報提供も行う。読者からロングステイや定年後の暮らしの悩みが寄せられることも多い

共働きだった妻は3歳年下、子供はいない。かまくらリタイヤライフさんは55歳で1億円近い金融資産を手にし、早期退職の道を選んだ。それから10年。年4~6回の海外でのロングステイや滞在型旅行、退職後に転居した鎌倉の地域コミュニティーでの活動をウェブサイトやブログで発信している。

この10年で金融資産はほぼ半減した。当初5年間の生活費は個人年金頼り。公的年金は2013年にようやく満額を受け取れるようになったが、早期退職に加え海外生活が長かったため、金額は「普通のサラリーマンよりかなり少なめ」という。

とはいえ最大の出費は自宅の買い替え費用。現役時代を過ごした横浜市内のマンションを売り、鎌倉でマンションを購入した際の持ち出しが約1500万円(購入諸経費、引っ越し代、調度品代を含む)。しかし、こうしたお金の流れは「想定内」だった。

「大事なのは、自分たちが思い描く退職後の生活に必要な年間生活費を把握すること。これさえ分かれば、あとは公的年金と必要額との差額と退職後の生存年数を掛け合わせれば、必要な老後資金は簡単に割り出せる」。自身もリタイア前から綿密な予算を組んでいた。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL