銀行の金庫に稲荷神 パナソニックは龍神祀る金運アップ! お正月に参拝したい神社(下)

2014/12/31

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前回に引き続き、財運福徳のご利益で知られる5神とそれらを祀る主な神社を解説する。今回は稲荷神、龍神を祀る神社と、金運向上のスポットを紹介。お正月に参拝すれば金運アップも間違いなし?

【稲荷神】 庶民からも人気絶大

稲荷神(写真提供:三橋健)

「お稲荷さま」の名で親しまれる稲荷神は、現世利益のスペシャリスト的存在。もともと食物神・農耕神で、神道の宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)と同一視される。中世以降は、商売繁盛や財運福徳の神として庶民の間で絶大な人気に。

「江戸時代には『伊勢屋、稲荷に犬の糞』といわれるほど稲荷神社が増え、稲荷信仰が流行した。今も銀行の金庫の中には稲荷が祀られている」(神道学者の三橋健さん)。なお、きつねは稲荷神の使いだ。

伏見稲荷大社(京都市伏見区)

全国に3万社ある稲荷神社の総本宮。稲荷信仰の原点が稲荷山で、711年に稲荷大神が鎮座したといわれている。本殿には宇迦之御魂大神など5柱が祀られている。

願い事が「通る」「通った」お礼として鳥居を奉納する習慣は江戸時代に始まり、名所の「千本鳥居」となって残っている。現在は約1万基の鳥居が参道全体に並んでいる。毎年正月には西日本一多くの人が参拝に訪れる。

京都府京都市伏見区深草薮之内町68/TEL 075-641-7331

笠間稲荷神社(茨城県笠間市)

日本三大稲荷の1つ。社伝によると創建は651年で、『常陸国風土記』にも7世紀頃にはこの地で宇迦之御魂神への信仰が根ざしていたと記されている。江戸時代にはより広く知られるようになり、歴代の笠間藩主が篤く崇敬した。

福徳神社(東京都中央区)

9世紀後半には既に鎮座していたとされる。源義家や徳川家康・秀忠の親子も参詣した。秀忠が訪れた際、鳥居に新芽が出ていたことから、またの名を「芽吹神社」とも呼ぶ。江戸時代には、幕府公認の富くじ興行が許されていた。

[左]東京都中央区日本橋室町2-4-14/TEL 03-3276-3550 [右]茨城県笠間市笠間1/TEL 0296-73-0001
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戸隠神社(長野県長野市)