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3つ星スイーツ

都内ホテルで5000円以内… お薦めXマスケーキ

2014/11/27

●ちなみに――ブッシュ・ド・ノエル、由来は諸説さまざま?

種類が増えたとはいえ、「クリスマスケーキ」というと日本ではイチゴを使ったショートケーキがやはり定番だろうか。だが海外では実に様々な種類がある。たとえば、日本でも目にすることが多くなったフランスの「ブッシュ・ド・ノエル」。スポンジにクリームを塗ってロール状にし、表面に木目をあしらって丸太のように仕立てた。「ビュッシュ・ド・ノエル」とも表記する。フランス語でブッシュは「まき」、ノエルは「クリスマス」を意味する。

「洋菓子・和菓子・デザート 百菓辞典」(東京堂出版)によると、ブッシュ・ド・ノエルが誕生したのは比較的新しく、1870年以降だという。パリの菓子屋が始めたといい、由来には諸説がある。少しご紹介してみよう。まず一つめはクリスマスイブの夜にカシワの木の丸太を暖炉にいれ、前の年に残しておいた丸太の燃え残りで火を付ける習慣があり、その灰が家屋などを守ってくれると信じられていたことからこの丸太を模したというもの。2つめは農作物に害虫が付かないように農民がまきを燃やすことから、次の年の豊作や火だねに困らないように祈る気持ちを託して作られたという。そして3つめは貧しい青年が恋人にプレゼントを買えないがせめてもの気持ちを伝えたいと、一束贈ったまきをかたどった、というもの。いずれにしてもいろいろな祈りや願いがこめられたクリスマスケーキ。皆さんは今年のクリスマス、誰とどんなケーキを食べますか?

(藤井良憲)

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●専門委員の横顔(五十音順)

下井美奈子さん

1973年生まれ。実家の母が菓子教室講師ということから、子どもの頃からスイーツの食べ歩きや菓子作りを行う。一般企業を退職した後、パリの料理学校「リッツ・エスコフィエ」で料理・製菓の資格取得。またパリの製菓料理学校「ル・コルドン・ブルー」「ルノートル」で学び、2年間のロサンゼルス在住中にも各国の製菓・料理を習得。情報サイト「オールアバウト」では立ち上げの2001年から、スイーツガイドを担当。多数のメディアで洋菓子情報を紹介するほか、商品開発、レシピ提供を行うスイーツコーディネーターも務める。共著に「TOKYO美食パラダイス」など。

下園昌江さん

1974年生まれ。大学卒業後、専門学校やパティスリーで製菓の技術や理論を学んでおり、製法にも詳しい。菓子の食べ歩き歴は15年。近年は特にフランス菓子に力を入れ、フランスを巡るツアーや焼き菓子を中心とした菓子教室も開催。監修本に「とびきりスイーツ見つけた!」。ウェブサイト「Sweet Cafe(スイートカフェ)」主宰。

平岩理緒さん

1975年生まれ。小学生のとき、訪れたデパートでスイーツの魅力に目覚める。大学卒業後、食品会社のマーケティングに携わる。2002年、テレビ東京の番組「TVチャンピオン」デパ地下選手権での優勝を機に、食の情報発信を本格化。退社後はフリーのフードコーディネーターとして活躍中。月に食べる菓子は100種類以上。和菓子店での勤務経験もあり、和、洋菓子全般に詳しい。著書に「アフター6のスイーツマニア」(マーブルトロン)。コミュニティーサイト「幸せのケーキ共和国」主宰。

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