ライフコラム

ヒット総研の視点

ジバニャン?知らないではダメ「妖怪ウォッチ」講座 日経BPヒット総研 品田英雄

2014/11/20

エンタテインメント、トレンド、健康・美容、消費、女性と働き方をテーマに、ヒット案内人が世相を切るコラム「ヒットのひみつ」。今を象徴するキーワードから、話題の理由、面白いワケなど、「ひみつ」を明らかにします。今回のヒットワードは「妖怪ウォッチ」。2014年に大ヒットした同作、今だ見たことがないという人に向けて基本のキを紹介しましょう。
中央の少年がケータ。周囲を囲むのが妖怪たち

2014年のヒット商品が発表される季節になり『妖怪ウォッチ』の注目度が上がっている。日経トレンディの2014年ヒット商品ランキングでは、史上3位の興行収入を上げた映画『アナと雪の女王』に次ぐ第2位となり、今後発表されるヒット商品番付や流行語大賞でも上位に入ってくることが予想される。

ニュースも目白押し。『妖怪ウォッチ』の玩具を手掛けるバンダイナムコは中間期の決算発表で、年内に1枚90~100円の妖怪メダルを1億5000万枚、1個3200円の妖怪ウォッチを250万個と、それぞれ販売予想を大幅に上方修正した。妖怪ウォッチ関連の商品だけで400億円の売り上げを見込むことになる。年末に映画を公開する東宝では、前売券の売り上げがすでに77万枚を突破し同社の記録を塗り変えた(11月13日現在)。

子どもの間の流行と思われていた『妖怪ウォッチ』だが、ここまで市場規模が大きくなり、関連企業の株価が上昇するなど波及効果が大きいとなると、大人も知らないでは済まされなくなってきた。

まずどんな話なのか。

もともと、『妖怪ウォッチ』は2013年7月にレベルファイブというゲーム会社から発売されたニンテンドー3DS用のゲームソフト。それが2014年に入ってテレビアニメ化されると一気にブレークした。

主人公は普通の小学生のケータ。彼はある日、妖怪執事と出会い、妖怪が見える腕時計「妖怪ウォッチ」を手に入れる。私たちの周りには無数の妖怪が存在し、彼らが事件や事故から、失敗や面倒くさいことまで、ありとあらゆることを引き起こしているようなのだ。ケータは時計を着けることでそうした妖怪が見えるようになる。

それが、妖怪たちと戦って勝利すると、妖怪は友達になりメダルを渡してくれる。そして、メダルを腕時計に入れるといつでも妖怪を呼び出せ仲間として戦ってくれるのだ。こうして身の回りに起こる様々な問題を、妖怪たちと協力しながら解決していく物語だ。

ライフコラム 新着記事

ALL CHANNEL