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青天の霹靂 愛する店の閉店と父親仲間の爆弾発言 スポーツライター・金子達仁さん

2014/11/28

日経DUAL

読者の皆さま、はじめまして。スポーツライターの金子達仁です。四十にして迷わず、なトシをずいぶんと前に通過したわたしは、確かに、若い頃に比べれば物事に迷わなくなったような気になっていた。なぜ迷わなくなったかと言えば、それなりに世間を知り、分からないことが減ったからだと思っていた。

大間違いだった。

分からないことが減ったのは、若い頃に比べると未知の世界へ突進していく機会が減ったから、でしかなかった。迷わなくなったのは、過去に似たような経験を積んでいたから、でしかなかった。

子どもを育てるのは、未知の世界だった。過去、子どもを育てた経験はなかった。よって、齢47にして、わたしは迷っている。分からないことだらけの世界で、若い頃がそうだったようにドキドキしながら、時に匍匐(ほふく)前進、時にバンジージャンプしている。

■わが愛しの、あの店もこの店も……なぜ

大げさな言い方をするならば青天の霹靂(へきれき)、てなことが相次いでいる。

まず「キャセロール」がなくなってしまった。このお店は、カレーが抜群においしい洋食屋さん。予約をしようと思って電話をしたら、いつまでたってもつながらない。あれ、定休日かなとも思い、念のためにホームページで営業日を確認したところ、なんとそこには閉店のお知らせが…。

くぅーーー。3種類の肉が入ったミートミックスカレー、大好きだったのに。俺的には神保町「ボンディ」、金沢の「チャンピオンカレー」と並ぶ3大カレーの一つだったのに。てか、お店の人の感じもすごくよかったし、虎がオトナになってからも通えるだろうなってちょっと楽しみにしてたのに。

青空が広がっているのに雷が鳴った。ビックリした。それが青天の霹靂。まさかあんなに繁盛しているお店が閉店してしまうとは、世の中、わからんもんです。

でも、「え、まじで…」的なニュースはまだあって、「涼しくなってきたなあ、そろそろまた作るか」と思って出かけていった、これまた私が愛するおでん種屋さんが消滅していたのである。

「キャセロール」の閉店もショックだったが、この「愛川屋」の閉店もめちゃくちゃショックだった。ミートミックスカレーはせいぜいひと月に1回食べるか食べないかだが、以前にも書いたように、我が家の食卓におけるおでんはサッカーで言うところのペレであり、阪神タイガースで言うところのバース様であり、つまりは絶対に欠かせない献立の大黒柱なのである。

幸い、ついに後継者の現れなかったペレやバース様と違い、「愛川屋」の代替店はすぐに見つかった。ネットで検索したところ、クルマで10分ほど行ったところにある商店街の中に、「小川屋」というおでん種専門店が明らかになったのである。早速出かけていってしこたま買い込んでみると、これがまた実にうまい。「愛川屋」にはなかった、ピリッと辛味の効いた種もあって、ま、ペレではないがマラドーナな感じなのである。

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